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排莢できる極小プラモ銃を作ってみた! ロマンすら感じる驚異的な作りこみ

 今回紹介するのは、トランプTOさん投稿の『1/12サイズ 排莢できるプラモ作った』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

排莢できるリトルアーモリーを作ってみました。


 皆さんはプラモデルを作ったことがありますか?
 プラモデルは基本的に見た目を模して作られるため、外装は忠実に再現されますが、内装までは再現しきれないことがほとんどです。
 しかし、動画投稿者のトランプTOさんは、空になった薬莢を排出する「排莢(はいきょう)」という動作が可能な銃を、既製品のプラモデルを改造して作りました。

 用意したのは1/12スケールミリタリーモデルキット「リトルアーモリー」というプラモデルのM24SWS。

 排莢の動作とは関係ありませんが、ディテールにこだわるためにスコープを作っていきます。筒部分をくりぬいて、その中にレンズをはめ込んでいきます。

 レティクルとは照準の為に設けられた線のことですが、今回はレティクルを施しても小さすぎて見えないので、そのまま次の作業に移ります。画像で見ても分かるこの小ささ!

 ここから排莢のギミックを作成していきます。トリガーも動くようにしたかったのですが、このサイズを動かすバネを用意できなかったため、諦めたそうです。

 普通のドリルよりも細かい穴を簡単に開けることができるピンバイスを使って、薬莢が装填される部分を拡張していきます。

 薬莢のスペースが確保できたら、発射済みの薬莢を引き出すエキストラクターをアルミで作成します。

 続いて、真鍮のパイプで薬莢を作成していきます。エキストラクターもそうでしたが、吹き飛びそうなくらいの小ささですね。

 先ほど作ったパーツを使って試運転を行います。しかし、うまくいきませんでした。アルミのエキストラクターでは強度が足りないかったようです。

 強度を上げるために、鉄とステンレスでエキストラクターを作ります。ここでも災難があり、1本目はピンセットでつまんだ際にどこかに飛んで行ってしまいました。この小ささのパーツを再度作るのは、骨が折れます。

 空薬莢を外に押し出すイジェクターもトリガーと同じくこの大きさのバネがないため、本来の位置とは別の部分に作っています。

 出来上がったので、動作確認をしていきます。今回はうまくいきました!
 画像では少し見づらいですが、うまく排出されているのがわかります。

 最後に本体部分を修正して、完成となります!

 細部の作りこみは、まさに職人技です。排莢という部分に焦点を当てて製作されているところにロマンを感じました。
 とても細かい作業は、ぜひ動画でご覧ください。


▼動画はこちらから視聴できます▼

1/12サイズ 排莢できるプラモ作った

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