アニメのお風呂回を陰ながら支える「隠しテクニック」まとめ。湯気、泡、謎の光、etc……もはや芸術の域/(^o^)\
みんな大好きお風呂回。
ふだんより肌を露出させたキャラクターたちの姿を眺められるため、テコ入れ要素として数多くのアニメで採用されているこのお風呂回だが、肌の露出がうれしいからと言ってすべてをさらけ出すのは当然アウト。
お風呂という服を身に着けていない空間の中でも、ある程度肌の露出を隠す必要がある。
今回は、そんなお風呂回における「隠しテクニック」に着目。2019年2月11日に放送された♨アニメ「お風呂回」11作品一挙放送から実例を挙げ、どのような技法が使われているのかまとめていく。
テクニック1「湯ぶねに浸かる」
ドキドキ度:★☆☆☆☆
期待度:★☆☆☆☆
防衛力:★★★★★★
隠しテクニックの中でも飛びぬけて安定しているのがこの「湯ぶねに浸かる」。
湯ぶねに浸かるのはお風呂シーンの必然であるため、自然かつ安全に防衛できるのが高ポイント。
さらにハプニングが起きた際のガード力もダントツ。その牙城を崩すことは難しいだろう。
そのためか、お風呂シーンでこのテクニックが採用されるケースは多く、広く使われる定番の技法になっている。
しかしながら、それ故にブルーレイで全部見えちゃう!的な期待値は低いだろう。健全。
テクニック2「湯気」
ドキドキ度:★★★★★
期待度:★★★★☆
職人のワザ:★★★★★
こちらもある種、定番と言える「湯気」による防御壁。
湯気の多さや濃さで、ハレンチ度を調整できる汎用性の高いテクニックとなっている。
加えて、ブルーレイ時に湯気が薄くなっている可能性は十分にあり、と期待度も高め。
この『ニセコイ』の画像を見てほしい。この湯ぶねの透明さ、喩えるならまるで“グランブルー”。まるで炭酸ソーダのようなさわやかな色合いは、思わずシュワッといきたくなる魅力に溢れている。
そんな中、かなり“ギリギリ”を攻めた隠しかたをしている湯気。これはまるで職人の包丁細工のようだ……。
テクニック3「アングル」
ドキドキ度:★★★★☆
期待度:★☆☆☆☆
妄想力:★★★★★★
見せないためには“何か”で隠すだけではない。「アングル」によって肝心な部分を隠すことも可能だ。
ここで大事なのは「見えていない」だけで「実際には隠されてはいない」ということ。つまり見る角度さえ違えば丸見えというわけだ。これにより安全を確保しつつ、膨大なドキドキを供給できる。
しかしながら、ブルーレイでのワンチャンの可能性は皆無。そこは諦めるしかない。
テクニック4「泡」
ドキドキ度:★★★★★
期待度:★★★★★
芸術点:★★★★★★★
何も言わずまずこの2枚の画像をご覧になってほしい。
もはや芸術。職人芸の域だ。
とくに『プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』は、なんというかほかのアニメとは“ステージ”が違うっていうか……“すけべ”をコンセプトに職人が“魂”込めて描いてるのをヒシヒシと感じません? 筆者くらいアニメ観てると“理解”っちまうっていうか……。
お湯の透明度や湯気の濃さなんかも絶妙で、お尻くらいならわかるように描いちゃってもいいんじゃねえかなあという心意気を感じる(気がする)。