「営業」という言葉は使用禁止!? 人材募集における文学的な言い回し“求人文学”を、ブラック企業社長がわかりやすく解説
今回紹介するのは、エフさんが投稿した『現役ブラック企業社長が教える「求人文学」』という動画。「ニコニコ動画講座」カテゴリランキングで最高で4位を記録しました。
現役のブラック企業の社長による、人材集めに悩むブラック企業の経営者のための“セミナー風”動画です。今回は営業が肝のブラック企業にとって集めたい人材・営業職の求人を解説します。
求人募集で「営業」という言葉を使うのは禁止!
代わりに“文学的手法”を用いて人を集める方法を、具体例を挙げながら説明していきます。
業務内容:光回線やスマートフォン、タブレットなどを個人顧客に営業・販売。
こちらを文学的な言い回しに変えてみると……
業務内容:主にリテール分野において、ブロードバンドや各種ガジェットの提案コンサルティングを行う。
何が何やらわからないけれど、見栄えのいい求人票に! 営業っぽさが薄まっていますね。
業務内容:浄水器の新規開拓訪問営業。
「新規開拓」「訪問営業」というストレートな言葉を使った説明に「ヤル気あるんですか?」と講師。こちらに文学的手法を用いると……
業務内容:クライアントの住生活に最適な商材をプランニングする生活サポート業務。
嘘は言っていませんし、とても良さそうな仕事に見えます。
業務内容:ウェブサイト制作の法人ルート営業を担当。
こちらの求人票には「悪くはないですね」と講師も高評価です。「法人」「ルート営業」という言葉がポイントです。
さらに“文学的手法”が加わると、キラキラとした業務内容が出来上がりました!
「このような求人文学を用いることで、人材調達は楽になるでしょう」とまとめる講師。質疑応答に入ります。
質疑応答中にブラック企業の手法に怒るライターから追い詰められはじめた講師。文学的に「やれやれ」とつぶやき去っていきました。
ブラック企業経営者だけでなく、求職者にとっても興味深い動画ですね。講師が最後には去ってしまいますが、それまでの質疑応答もわかりやすくためになります。
視聴者のコメント
・なるほどw
・キラキラ求人ww
・これが文学の力か・・・www
・文学的逃走
・完全に村上春樹
・参考になったよ
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