ネットユーザーが選ぶ2018年夏アニメ人気1位は『はたらく細胞』に決定! その人気の秘密を分析してみた
2018年夏アニメの中でいちばんおもしろかったアニメをネットユーザーの投票で決める“ネットユーザーが本気で選ぶ!アニメ総選挙2018夏”が2018年10月13日に実施され、作品部門にて『はたらく細胞』が、キャラクター部門で血小板ちゃんが1位を獲得しました。
ここまで高い人気を誇った『はたらく細胞』の魅力はどこにあるのか? 9月28日に最終回放送を記念して実施したはたらく細胞アンケートの結果から分析していきまます。
いちばん好きなキャラクター(細胞)は?
まずは、作品に登場するキャラクターの人気投票結果から。
こちらのアンケートでも、根強い人気を誇る血小板ちゃんが1位に輝きました!
ちっちゃくてかわいらしい見た目とは裏腹、傷口修復のプロフェッショナルとしても知られる血小板ちゃん。
アニメの人気シーン投票で1位と2位に連続ランクインしていることからも、印象的なキャラクターであったことは間違いありません。
選出理由について、コメントからは「特に頑張っている姿がまるで天使。いや、天使としか言えない」、「小さくてもしっかりと仕事を全うする姿に心打たれた」といった意見が。
ただカワイイだけではない、堂々たる仕事ぶりも人気につながっているようです。
一方、作中で登場した細胞の中でいちばん好きな“リアル細胞”の投票では、赤血球がトップに。
拡大写真の、焼く直前のハンバーグのような姿は「どこかで見たことがある!」という方も多いハズ。
キャラ人気では3位となりましたが、“細胞に酸素を配達する”という重要な役割を担っていることもあり、身近さや親しみやすさで右に出る者はいないと言えます。
もし『はたらく細胞』のキャラクターといっしょに働くなら?
続いて「登場キャラクターであなたが“○○”にしたいキャラは?」という質問。上司、同僚、取引先という3テーマで投票を集めました。
ひとつ目、上司役でランクインしたのは白血球(好中球)さん。
1アニメで何度も赤血球の窮地を救ったり、奮闘する赤血球をかげながら見守ったりと面倒見のよさが光りました。
また、2位には聖母のごときほほえみと、鬼神のごとき強さを併せ持つマクロファージさんが選出。こちらも、上司になってくれたら頼もしいことこの上なさそうです。
ふたつ目の同僚役では、主人公の赤血球が貫禄の1位に。方向音痴かつ巻き込まれ体質の赤血球がそばにいたら、毎日退屈しなさそう……!
それでも、地道な努力を積み重ねて日々成長していく彼女の姿に、勇気をもらえたという視聴者も多かったのではないでしょうか?
2位に、上司役でトップだった白血球(好中球)さんが選ばれているのも興味深いところ。
赤血球視点では頼りがいのあるお兄さんですが、同僚の白血球が相手ではいじられキャラになることが多い、彼らしい結果とも言えます。
3つ目の取引先で選ばれたのは、ヘルパーT司令ことヘルパーT細胞。
見た目はキリッとしていますが、じつはおっちょこちょいでスキだらけ……という人柄なので、商談などの場でも優しく接してくれそうですよね。
キラーT細胞をまとめるリアル上司の彼が、上司役ではなく取引先役で1位となったことも、何となくうなずけます。
アニメ『はたらく細胞』でいちばん“ためになった”回は?
最後は、アニメ各話でいちばん関心度の高かった回をアンケート。1位に躍り出たのは、第11話「熱中症」でした。
★いちばんためになった回は?
1位 第11話「熱中症」 視聴ページ
2位 第7話「がん細胞」 視聴ページ
3位 第5話「スギ花粉アレルギー」 視聴ページ
こちらは記録的な猛暑となった“平成最後の夏”を過ごした我々にとって、タイムリーすぎた話題。
体温と汗腺の関係性や、体温上昇によって起こる諸症状をわかりやすく描き、まさに“ためになる回”となっていました。
2位の第7話「がん細胞」についても、がん研究者の大須賀覚さんが絶賛したことで話題に。
#はたらく細胞 第7話「がん細胞」を超真面目に解説。今回の話しは、がんの初期発生を免疫細胞がいかに防いでいるかの話しでした。癌研究者目線でも、とても正確な内容だったと思います。皆さんの体の中で、あの騒ぎが毎日何百回も起こっていると考えられていて、そのおかげで癌は滅多に起こりません。
— 大須賀 覚 / Satoru Osuka (@SatoruO) 2018年8月18日
健康という身近なテーマを扱っている作品なだけに、事実に正確な描写が徹底されているのはありがたいところです。
ちなみに本作は、1話~12話振り返り一挙放送後のアンケートでも“とても良かった”、“まぁまぁ良かった”を合計して98.3%をマーク!
こんなところからも、視聴者の満足度の高さが伺えますね。
『はたらく細胞』の魅力とは
アンケート結果はいかがだったでしょうか?
血小板ちゃんをはじめとする魅力的なキャラクターたちや、事実に基づく体内メカニズムの描写など、作品の見どころを再確認できたことと思います。
これら総合的なおもしろさが、多くのネットユーザーから支持を集める結果になったのでしょう。
(C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
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