ロシアの奇妙な深海生物をみんなで眺めてみよう【画像集】
2月14日、聖なるバレンタインデーの夜に不思議な生放送が放映された。
深海生物の写真を2時間淡々とスライドショーで流すだけの番組、その名も「ロシアの奇妙な深海生物たち」。
不気味な深海生物の写真を次々とTwitterにアップロードし、ネット界隈でにわかに話題となったロシアのトロール船漁師、Roman Fedortsov(ロマン・フェドルツォフ)さん(Twitter:@rfedortsov)。
彼の素晴らしい写真の数々を次々とスライドショー形式で流していく。
一人では怖くて見るのもはばかられる奇妙な深海生物たちを、みんなでコメントを打ち合いながら、勇気を持って一緒に眺めてみよう!
奇妙な深海生物の世界
まるで蛍光塗料のように怪しげに輝く目。
中身がしっかり詰まってそうなイカ。
ギョロッとした瞳。
つぶらな瞳。
体はどのように曲がっているのだろうか。
萌え系……?
ホ。
撮影者インタビュー
撮影者のロマン・フェドルツォフさんにインタビューを行った。
――お仕事の内容について教えてもらえますか?
フェドルツォフさん:
私は遠洋漁業をしている。海の仕事はとても大変だ。でも男ってのは何にでも耐えられるから、心配ご無用さ。
――どうしてツイッターに写真をあげようと思ったのですか?
フェドルツォフさん:
海底の世界に広がる、驚くほど多様性に満ちた生物たちを世界中の人たちに共有したいと思ったんだ。私達の漁のやり方はトロール船といって地引網で根こそぎ引き上げるやり方だ。なので関係ない魚も上がってしまう。
そうした魚は海に返すことにしているが、上げた時点で死んでしまう魚もいる。そういう魚の写真を撮って残すのも、水産資源を守る一つのやり方だと思ったんだ。
――バズった時、どんなことを思いましたか?
フェドルツォフさん:
あれは2016年12月だが、本当に突然のことだった。正直に言うと、一人の人間にこんなに注目が集まるとは思わなかったよ。今回のニコ生の取材もそうだけど、世界中からさまざまなメッセージが寄せられたからね。
――好きな海映画はありますか?
フェドルツォフさん:
『パーフェクト・ストーム』(2000)かな。
――もし実際に深海まで潜っていけるとしたら、何をしたいですか?
フェドルツォフさん:
深海生物たちが本来の姿で生きているところをこの目で見てみたいね。
――日本の近くに来たことはありますか?
フェドルツォフさん:
残念ながら日本やその付近に行ったことはないね。
――ニコニコの視聴者に向けてメッセージはありますか?
フェドルツォフさん:
もし私の写真が日本の視聴者に気に入ってもらえるのだとしたら、とても喜ばしいことだ。
その他にも見たことのない深海生物がたくさん!