“洗濯のアレ”っぽい寒天ゼリーを作ってみた! 3Dプリンターで原型を自作、まさかの巨大化に「待ってデカくない?」の声
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『デカい洗濯の時に使うアレ』というgangi-manさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
寒天の日が近いのでデカい「洗濯の時に使うアレ」を作りました。
寒天はナイフとフォークでは食べにくいという気づきを得ました。
3Dプリンターを活用した動画を投稿しているgangi-manさんが、まるで洗剤のような寒天スイーツを作りました。

2月16日の「寒天の日」にちなんでスイーツを作ろうと思った投稿者。まずは3D CADでモデリングします。
作りたいものの形を3Dプリンターで造形し、原型を制作。原型を元にシリコンで型を取り、この型に寒天液を流し込む計画です。

シリコン型を作る際は、型取りブロックを使うことが一般的ですが、今回はこれも3Dプリンターで作成します。シリコンの節約ができるように設計します。

19時間かけて印刷しました。型取り用のブロックは、シリコンが固まった後に外せるように分割してあります。シリコンが漏れないように、3Mのダクトテープで固定します。

シリコンを流し込み、型を作ります。寒天やチョコレートの型に使う場合は模型用は使えません。日本食品分析センターの基準をクリアした食品用のシリコンを使います。

シリコンが固まったら、型取りブロックからはがします。今回は単純な形状だったため、問題なく取り外すことができました。

さて調理です。寒天パウダーと砂糖を水に溶かし、火にかけます。沸騰したら牛乳を加え混ぜます。型に流し込み、冷蔵庫で冷やします。

さらに青色や緑色の食紅で色を付けたものも作ります。できあがった3つを別の型に並べて組み立て、全体を無色の寒天で固めます。

こうして完成したのは“洗濯の時に使うアレ”。ジェルボール型の洗濯洗剤にそっくりです。本物と比べるとかなり大きいサイズになっています。マナー良く、ナイフとフォークでいただきます。

食べた感想はというと、素朴で懐かしい味がしたそうです。しかし見た目が洗剤そっくりだけに苦そうに見えてしまいますね。制作過程をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ動画も視聴してみてください。
視聴者コメント
ためして寒天
待ってデカくない???
みんな大好きダクトテープ
このテープめっちゃおすすめ
食欲が起きねぇ
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『デカい洗濯の時に使うアレ』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm44641949
―あわせて読みたい―
・一番水を溜められる文字を調べてみた! 意味が分かるようでわからない検証に「なんてタメになるデータなんだ」「つとしは対にならないのかー」の声
・約9.5倍の大きさ! ミニ四駆の『ボディを固定するアレ』を3Dプリンターで作ってみた ミニバッグの留め具に使用することも可能