究極に節約された“限界カツ丼”を作ってみた! 底上げ容器から自作し、卵や衣など徹底的に見直すことで65%も節約に成功!?
今回紹介するのは、ラムダ技術部さん投稿の『【ケチ】限界節約カツ丼を作ろう / 積分でわかる底絞り容器の闇』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
容器や調理工程を工夫することで、薄い肉と少ない卵から見栄えの良いカツ丼を作る方法をお伝えします。
最近様々な食材が高騰しており、価格が不安定になっている食材もあります。
そんな状況を打破するために投稿者のラムダ技術部さんは極限までに節約したカツ丼作りに挑戦しました。
そんなサスティナブルなカツ丼作りのためには、まずは節約できる丼ぶり容器の研究する必要があります。
そこでスーパーマーケットでお総菜コーナーに並んでいる丼物の容器を観察すると「底を狭くする」のが最近のトレンドであることが分かりました。
さらに調べると「底絞り」と「底上げ」の合わせ技でボリューム感を演出するのが令和のトレンドだそうです。
ちなみに底絞りの効果は絶大だそうで、円柱状の容器と底の絞られた容器の体積を調べると……。
実に52%も容量を削減できることが分かります。
さらに絞り込みを急にした容器とも比べてみると、なんと理論上63%もの削減になります。
さらにさらに、これに高さの1/4の上げ底を組み合わせると、体積を35%まで減らせるそうです。
そこで今回は節約のためのオリジナル食器を作ることになりました。
粘土を用意。それを練りながら良い感じに伸ばしてベースの形を作ります。
そこから大胆に底を絞っていきます。さらに上げ底用のアタッチメントも作りました。
それを160度のオーブンで30分焼き、ニスを塗ったら「限界節約丼ぶり容器」の完成です。
容器が完成したので、節約カツ丼を調理していきます。
節約版の作り方ですが、肉は安く流通している薄くて小さいもので構いません。
「小さければ大きくすればいい」ということでマッサージガンなどを使って、面積を広くしていきます。
ラムダ技術部さん曰く「薄すぎるじゃないかと言いたくなるかもしれませんが、ダメな理由ではなく良くなる方法を考えるのです」とのことで知恵と工夫と努力を惜しみなくカツ丼作りに捧げます。
伸ばした肉を小麦粉、卵、パン粉の順でつけます。その後、爪楊枝を使って立体感を出します。揚げる前に湾曲させることで……。
まるで分厚いかのような見た目にできます。
次はカツと玉ねぎと一緒に煮込む卵ですが、通常は2個使いますが今回は1個だけ溶きます。さらにその半分だけ使います。
その代わりに安い絹ごし豆腐を使ってかさ増しします。絹ごし豆腐を使うことで卵の白身と錯覚させます。
豆腐と卵を混ぜますが色が薄かったため、黄色の食用色素を追加して卵らしい色にします。
フライパンに火をかけ、調味料と疑似卵を入れます。
玉ねぎも工夫次第でこの量に抑えることができます。
最後に丼に盛り付けます。その前に、一度通常のカツ丼を確認しましょう。
普段よく見るとっても美味しそうなカツ丼が出来上がっています。
ここからは節約版のカツ丼を盛り付けていきます。
自作の底絞り茶碗に底上げアタッチメントを取り付けて、ご飯を盛ります。通常版のカツ丼はご飯を200gも使っていましたが、節約版は100g程度のご飯でもこの詰まり具合となっています。
続いてトンカツから爪楊枝を外して切り分けます。しっかりと形状記憶されているのが分かります。
ここからは容器に盛り付けるのですが、丼に盛る順番が重要とのこと。まずはトンカツから置きます。なぜなら「見えないところにまで具材が詰まっていてはもったいないから」だそうです。
ポイントとして「上から見た構図だけ考えれば問題ありません」とのことで、図を意識すれば良いそうです。
先にトンカツを置いてしまえば空いている部分にのみ疑似卵を詰めることができるからです。
その上に玉ねぎを乗せれば、たくさん入っていそうに見せることができます。
仮にちょっと足りなくなっても、草を被せることで違和感を無くすことができます。
完成した節約版カツ丼がコチラ。ボリューム感あふれる盛り付けになっているのは一目瞭然です。
そんな知恵と工夫と努力を惜しみなく使った節約版カツ丼の制作過程を動画で確認したい方は、ぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
行動力の化身
しゃぶしゃぶの真ん中のヤツw
グソクムシ
こち亀にありそう
こざかしくて草
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【ケチ】限界節約カツ丼を作ろう / 積分でわかる底絞り容器の闇』
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