芸術的な模様を彫った「ステーキ用鉄板」を作ってみた! 美しい焼き目をつけられるのか厚さ30ミリの高級肉で大実験
今回紹介するのは、ウシワークさん投稿の『【集大成】高級時計の文字盤でステーキを焼いてみた。』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
こんにちは、ウシワークです!このチャンネルは、ガジェットに金属加工をプラスして「スゴイ」をお届けします。
▼テーマ
今回は、ステーキに鉄の塊をプラスして「スゴイ」をお届けします。
金属加工でいろいろな物を作っている投稿者のウシワークさんが、ステーキ用の鉄板を作ります。
普通の鉄板ではありません。高級時計の文字盤にみられる彫り込み加工“ギョーシェ”を参考にして、芸術的な模様を入れていきます。ステーキにステキな焼き目は入るのでしょうか。
汎用旋盤で鉄の塊から鉄板を削り出します。目指す模様は、円を幾重にも重ねた幾何学模様。製図した結果、9度ごとに40個の円を描くのが良さそうでした。目安となるケガキ線を入れます。
模様を描くための治具を削り出します。円の中心点から35ミリずれたところに、鉄板の取り付け穴をあけました。
模様も汎用旋盤で掘ります。治具と鉄板の目印を合わせて機械に取り付けます。70ミリの円を彫り、9度ずらして円を彫るを40回繰り返します。
美しい幾何学模様ができました。最高にカッコイイ仕上がりです。
ごとくやアルストと合体させると、アルコールストーブになります。
実際に肉を焼いていきます。まずは鉄板の油ならしをします。すると、美しかった模様はいきなり真っ黒になってしまいました。
そして、ステーキを焼きます。厚さ3ミリの高級和牛です。鉄板に置くとジュワーーーーっといい音が響きます。ギョーシェの溝には油がたっぷり流れています。
ひっくり返してみると、幾何学模様の焼き目はついていませんでした。でも、とってもおいしそうです。
食レポしてくれるのは魚派だという“こうしワーク”くん(4歳)。ひとくち食べると、そのおいしさに感動。「トロトロでうまい。ヌタウナギみたい!」と独特のたとえでレポートしてくれました。
視聴者コメント
すげええ
凄い技術だぁ
美しい・・・美しすぎる
綺麗だし肉の油とか綺麗に抜けていきそう
ギョーシェにギューシが流れると
文/高橋ホイコ
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