「2ヶ月で14kg落としました」19歳のK-1ファイターが語る過酷すぎる減量とは?
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2ヶ月で14キロ落とした過酷な減量法とは?
平本:
2月の初代ライト級王座決定トーナメントの試合は減量がすごくきつくて、体重制限が62.5キロだったんです。もともとマックス76キロくらいあったので、14キロくらいを2ヶ月で落としたんですね。
やまだひさし:
いや無理でしょ。ちょっとした小学校2年生くらい落とさないといけないんでしょ(笑)?
平本:
はい(笑)。常に節制はしてたんですけど、ラスト1週間で6キロくらい残っていたんです。
やまだひさし:
無理じゃん!
平本:
最後の手段で体の中の水分を極限まで減らすんです。それで計量の前日に残り1キロまで減らしたんですけど、もうサウナ30分入って汗が出ないし、歯磨きしても泡立たないんですよ(笑)。
やまだひさし:
唾液すら出てこないんだ。
平本:
もうどうしようって悩んじゃって。それでサウナの中でサウナスーツを着て、周りに人がいたんですけどもう関係ないんで、フラフラになりながら運動して、それでやっと落ちたんですよ。もうこの階級はラストにしようと思って挑んだ試合でした。
やまだひさし:
普通は食ってなかったら、フラフラで勝てないと思うのに、勝ってるわけだからね。信じられないよ。
平本:
格闘技のルールは体重を計量が行われる試合前日に落とせばいいんです。だからその後は何を食べても大丈夫です。
やまだひさし:
前日まで減量していてさ、「さぁ、食ってもいいよ」って言われても、そんなに食欲でないでしょう?
平本:
僕はめちゃくちゃ胃が強くて、1日で7キロくらい増えますね(笑)。水だけで5キロくらい増えます。
やまだひさし:
すごい体だね(笑)。
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