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【名企画20選】月刊『ムー』40年の歴史を三上編集長らベテランスタッフが振り返る――FBI超能力捜査官が邪馬台国を透視、予言者ノストラダムスの正体を探りにフランスへ

 UFO、超能力、未確認動物、超古代文明など、あらゆる世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリー・マガジン『ムー』。1979年10月に創刊され、2019年10月に40周年を迎えました。

 ニコニコ生放送では、これを記念した特番「ムー創刊40周年記念特番 ~ サイキック&占い師&ムー民集結!三上編集長と40周年の記念日を迎えるカウントダウン&重大発表SP生放送」が放送されました。

 劇団ディアステージ所属の女優 雛形羽衣氏が司会進行を務め、『ムー』編集長の三上丈晴氏、副編集長の宍戸宏隆氏、編集スタッフの中村友紀夫氏細江優子氏の4名が長いキャリアの中で特に思い出に残っている記事をチョイス。「エジプト砂漠で蜃気楼を体験」「四谷怪談特集で起きた異変」「恐怖の毒雲ケム・トレイルを現地視察」など、当時の思い出や裏話を交えながら語りました。

左から雛形羽衣氏三上丈晴氏宍戸宏隆氏中村友紀夫氏細江優子氏

■『ムー』関連リンク
月刊ムー公式ウェブ ムーPLUS

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■目次

・1994年11月号「創刊15周年企画 七面山から御来光に祈る!」

・2009年11月号「創刊30周年記念企画 ムー民たちの古代エジプト神秘紀行」

・1984年10月号「日本のピラミッド全調査」

・2008年9月号「ミラクル対談 鳩山由紀夫&梅沢富美男」

===2ページ目===

・1995年8月号「アガスティアの葉と7大聖者の予言」

・1994年7月号「ユダヤ人『秦氏』とイエスの奥義」

・1999年11月号「20周年企画」

・2001年6月号「幽霊の正体を探る」

===3ページ目===

・1992年9月号「読者投稿心霊写真」

・1987年6月号「ソリッド・ステート生命体の陰謀」

・1995年1月号「ノストラダムスの正体」

・2007年7月号「木村秋則のUFO不思議体験」

===4ページ目===

・2008年3月号「マクモニーグルが邪馬台国を透視」

・1989年11月号「創刊10周年企画 魔の田代峠で新たなミステリースポットを発見!」

・1997年6月号「怪談の真相」

・2001年1月号「神々の肖像十二月守護尊像図」

===5ページ目===

・1987年1月号「テレビフォーラム」

・2001年7月号「ケム・トレイルの正体」

・1992年11月号 第12番惑星ヤハウェ

・1969年7月号「ハープの全貌」


白装束で七面山に登山、御来光を拝む

雛形:
 みなさまは編集部の中でもムー歴が長いということなんですけれども、どのくらいの年数やっていらっしゃるんですか?

宍戸:
 僕は実は入社以来ずっと『ムー』でした。『ムー』以外は経験したことがないです。

三上:
 すごいでしょう? だいたい『ムー』をずっとやっているっていうと、「三上編集長はそうでしょう?」と言われるでしょう? 違うんだよ、ずっとやっていたのは宍戸なんだよ。

宍戸:
 三上の半年あとに僕が入ったんですよ。半年違っていて、ずっと来ているという。もう20何年ですかね。

雛形:
 中村さんは?

中村:
 僕はふたりが入社してきたときには既にいました。しかもフリーということで、もう30年以上ムーをやらせてもらっています。

三上:
 現場ですね。いわゆるライターの方とか取材とか、いろいろなことがありますよ。一般には言えないような霊障とか憑依されたりとか。

雛形:
 そういう話もきょうは聞けちゃうんですかね。

三上:
 語っていただきたいなと思っています。

雛形:
 細江さんはちなみにムー歴はどのくらいなんでしょうか。

細江:
 私はこの中では一番新しくて、23年です。

雛形:
 新しくはないです(笑)。ということで、ちなみに番組をご覧のみなさんはムー歴はどのくらいなんでしょうか。アンケートをとってみたいと思います。ぜひお答えください。

三上:
 20年くらいは普通にいるだろうね。

雛形:
 結果が出ました。一番多いのは1年未満(笑)。

アンケート結果
1年未満…32.2%、1年以上3年未満…4.4%
3年以上5年未満…3.7%、5年以上10年未満…5.7%
10年以上20年未満…14.4%、20年以上30年未満…14.4%
30年以上40年未満…18.1%、創刊当時から…7.0%

三上:
 ニコ生を見ているというところがあれなのかな。

雛形:
 やはり最近のツールですからね。

三上:
 確かに物心ついて40年以上って、50以上とか60とか。

雛形:
 でも創刊当時から読んでいますと歴戦のムー民もいらっしゃいますね。そんなところで今回は編集部のみなさんに、長いキャリアの中で特に思い出に残っている記事を5本ずつ選んでいただきました。

 ではまずはこちらです。1994年11月号創刊15周年企画。

 こちらなんですけれども、15周年企画の当時にいらっしゃった方はいらっしゃいますか?

三上:
 いましたね。91年入社ですからいますよ。3年目ぐらいかな。

雛形:
 特に思い出深いことはございますか?

三上:
 編集部がどこかに取材に行って飲んだくれようじゃないかという、そんな企画があったんだよね。このときは七面山。日蓮宗の総本山のひとつの七面山。ここに白装束で登りましたよ。

雛形:
 え、白装束で⁉

三上:
 もちろん。

雛形:
 素晴らしいですね。こちらの写ってらっしゃるみなさんは編集部の……?

三上:
 そうですね。当時の編集部の人間で、比較的若手の6人がおりまして。御来光ですからね。ちょうど七面山は富士山からすると、富士山の方角が東にあたるわけ。だから御来光を拝むと、まさに太陽と富士山が真正面に見えるわけだよ。だから前の日から宿坊に入って、ちゃんと修行……?

雛形:
 修行したんですか。

三上:
 修行というか、修養。ちゃんとお勤めがあるわけですよ。ただ飲んだくれているわけではないですよ。

雛形:
 飲んだくれつつも、ちゃんと。

三上:
 お寺ですからね。お酒を飲んでいるわけではないですよ、般若湯を飲んでいるんですよ。麦般若を飲んでいるわけですから。もう寝ようかなとしたら怒られたんだよね。それでちゃんとお勤めもやって「南妙法蓮華経……」と。

雛形:
 宍戸さんも行かれたんですか。

宍戸:
 行きました。結局原稿を書いたのは僕ですからね(笑)。彼らが飲んだくれているときに原稿を書かなければいけないので、酒も飲まずに一生懸命。

三上:
 そうだったの⁉

宍戸:
 一生懸命、内容を把握しながら書きましたよ。

三上:
 ここ、結構急なんだよな。ずっと登って行くんだよな。

雛形:
 白装束で。

宍戸:
 この白装束はちなみに松竹さんで借りました。

エジプトのピラミッドで体験した蜃気楼

雛形:
 続きまして、2009年11月号創刊30周年記念企画。こちらもみなさま全員いらっしゃると思うんですけれども。

三上:
 これもまた編集部がみんなで海外に行こうぜみたいな話になって、どうせだったらね(笑)。今までなかなか揃って海外に行くことはなかったんですけれども。

 ちょうどインフルエンザみたいなのが流行っていて、うるさかったんです。全員で行こうとしたら止められた。もし飛行機が落ちたらどうするんだと。誰が次号を作るんだということで。

雛形:
 廃刊してしまいますよね。

三上:
 だから宍戸だけは来なかった。

宍戸:
 僕は行っていないんですよ。

雛形:
 じゃあおふたりは行かれたんですか。

中村:
 僕らも行っていないです。予算がないので(笑)。

三上:
 編集部の社員でね。宍戸はこのあとイギリスへ。

宍戸:
 実はこのあとイギリスに行ってストーンヘンジとか、そっちのほうに行ったんですけれども。

三上:
 結構いい思いをしてきたらしいよ。エジプトは行ったのは6月かな。夏の砂漠だよ。

雛形:
 暑いですよね。

三上:
 暑いどころじゃない。わかる? 石油ストーブをここに持ってずっと歩いている感じ。
 夜中に着いて次の日に仕事です。しょっぱなはギザの三大ピラミッドに行って、テンションが高いわけよ。ピラミッドを見てカメラマンと一緒にもう、はしゃぐはしゃぐ。

 ピラミッドが4つの面があるから全部を撮影しようと。これ、結構近そうですごい遠いのよ。一辺が100メートル以上あるから3つが結構離れている。

雛形:
 かなり運動量が。

三上:
 気がついたらボーっとするなって。

雛形:
 熱中症に。

三上:
 なりましたよ! 次の日からもう大変!

雛形:
 この格好も素晴らしい。

三上:
 これはガラベーヤと言うんですけれどもエジプトで買って。ちょっとずれていると、すぐに現地の人が直してくれるんです。

雛形:
 やっぱり角度が大事なんですね。

三上:
 はじめて体験したんだけど、(暑くて)だんだん脳がやられてくるわけ。イスラム圏だから、普通のお店にはお酒を売っていないのよ。ホテルやレストランにはお酒が置いてあるんだけれども。

 夕方でも暑くてだんだん喉が乾いてくるじゃない。そのルクソールの遺跡の中に売店があったわけです。ちょっと飲み物を買おうかなと思って入ったら、一番搾りが置いてあるの。

雛形:
 え!

三上:
 エジプトで日本のビールが売っていて、「え! すごい!」と一緒に来た同じ編集部の人を呼んで、「ほら! 一番搾りがあるぞ!」と。みんな「本当だ!」と。扉を開いて取ろうとした瞬間、ただのジュースだった。

雛形:
 どういうことですか。幻ということですか。

三上:
 砂漠で旅していると、蜃気楼で池とか井戸が見えてくるって言うでしょう。あれ、本当だよ。みんなが一番搾りに見えているわけよ。すごいよ。エジプト怖い。

雛形:
 すごいですね。エジプトの神秘ですね。

三上:
 10年前なんだけど、今でも忘れられない。

雛形:
 昨日のことのような話ですね。ありがとうございます。

はじめて担当した大きい記事が今ではピラミッド記事のベースに

雛形:
 それでは続きまして1984年10月号。日本のピラミッド全調査。

中村:
 僕がまだ20代の頃です。編集部に後に編集長になるS介さんという方がいらっしゃって。業界で有名な人なんですけれども、この人がしぼるしぼる。要は何を書いてもだめ、だめ、だめ、もっと、もっと……。当時編集部というのは夕方に来て明け方に帰るという暮らしで、夜中の2時3時になってだめが出て直して。それが毎日繰り返されて。特にS介さんというのは本当に熱心な人で、絶対に一発でOKを出さない人なんですよ。

 実はムーの超大御所で某八幡書店のすごく偉い方がいらっしゃるんですが、「お前が自分で書け」と放り投げるぐらいのガンガン行く人で。若い頃にそうやって鍛えられたおかげで30年以上続けられたと。それがムーでやった最初の大きい記事なんです。この地図を作ったのを覚えています。写真を入れて、書いて、細々やって。

宍戸:
 この記事がこのあとの日本のピラミッドとかをやる場合のベースになっている。ここにあのピラミッドがあるよとか確認して、じゃあもう一回ここに取材に行こうとか考えたりとかしたぐらいのものですね。

雛形:
 後世に残る日本のピラミッドの……。

中村:
 (コメントを見て)「厳しい」って書いてありますけれど、育てられたと褒めているんですからね。S介さんはいい人ですからね(笑)。

宍戸:
 左上の五葉山が有名でこの丘のピラミッドというのは必ず使っていた写真で、シンボル的な感じのものですよね。

雛形:
 これからピラミッドの記事が書かれるときも、こちらの記事を参考にされるんですね。

宇宙人の夢芝居⁉ 鳩山由紀夫と梅沢富美男のミラクル対談

雛形:
 続きましてこちら。2008年9月号ミラクル対談「鳩山由紀夫&梅沢富美男」。

三上:
 宇宙人対談だよね(笑)。

雛形:
 字面だけでもすごいですね。

細江:
 これは鳩山由紀夫の奥様の鳩山幸さんと、梅沢富美男さんの奥様の池田明子さんがゲストをお迎えして対談をやっていきましょうというので3年くらい連載をしていて、その大トリがそれぞれのご主人様をお呼びしてやりましょうという話でした。
 私もその現場にいたんですけれども、やっぱりちょっとオーラがすごいなって思って、「よかったね~」みたいに終わって、本が出たんですね。

 その1年後、鳩山さんが首相になられて「あら~、首相になられちゃったね」みたいな話を編集部でしていて、その書籍のあとがきのほうに鳩山幸さんが「今、私ちょっと金星に行っていた」みたいなコメントをされていたんですね。

 そこに鳩山さんが首相になれたときに、メディアが注目して編集部に電話がかかってきて「こんなことが書いてあるけれど本当ですか」的な問い合わせがあって、ちょっと話題になって書籍がめでたく増刷になったという話でございます。

三上:
 ファーストレディが宇宙人だったと。そして本人もまた宇宙人だったっていうね。しかも鳩山さんの自称ですからね。誰かに宇宙人と言われているわけではなく、自ら「宇宙人です」と。おじいさんが有名な首相で、しかもフリーメイソンだったからね。グランドマスターだよ。

雛形:
 グランドマスターですか⁉

三上:
 今東京タワーの近くに日本のフリーメイソンがあるんですけれども、そこのエントランスに入ると大理石になっていて、歴代のグランドマスターの名前があるんだけど、ちゃんと「鳩山一郎」って書いてある。

雛形:
 確かにこの記事はもう忘れられないですね。

三上:
 “宇宙人の夢芝居”。

雛形:
 ありがとうございました(笑)。

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