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イギリスの経済紙『フィナンシャル・タイムズ』が日本経済をべた褒めするも「彼らの国が色々ひどすぎる」の声

 4月9日、イギリスで発行されている日刊の経済紙『フィナンシャル・タイムズ』が「20年に渡る生活水準の向上。比較的所得の平等、純粋に機能的な銀行システム」と、近年の日本を賞賛する記事を掲載しました。

 上記のニュースを受けて、4月23日の『小飼弾の論弾』では、プログラマー小飼弾氏山路達也氏が、「他国の経済状況は、自国の経済状況と比較して見えてしまう」と解説しました。

左から小飼弾氏山路達也氏

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なぜ日本の経済が注目されたのか?

山路:
 今、人口減少などで、昔みたいに経済が伸びない時代になってきたという話なんですが、イギリスのフィナンシャル・タイムズが……。

小飼: 
 日本のことを褒めてましたね。

山路:
 そうそう、日本経済がすごく好調で奇跡的で、ここ20年の日本のやってきたことをちゃんと見直した方がいいんじゃないかと。訳の抜粋を読んでみると、「20年に渡る生活水準の向上。比較的所得の平等、純粋に機能的な銀行システム」とあって、要は銀行がちゃんと機能してると。

小飼:
 それは、彼らの国が色々ひどすぎるんだよね。

山路:
 イギリスがということですか? Brexit(ブリグジット)【※】で、EU離脱を決めちゃったし、最近ニューヨークの殺人の数をロンドンが上回ったみたいなニュースも出てたりしますよね?

※Brexit(ブリグジット)
イギリスが欧州連合(EU)を脱退すること。

小飼:
 でも、これはもうニューヨークが安全になったおかげで、ということでして、実はアメリカは都市の治安という部分に関して、すごく良くなったんですよね。

山路:
 銃乱射事件みたいなものというのは。

小飼:
 でも、トランプ政権になってから逆転してるんだよね。そこ、すごく気になっているところなんだけれども。

山路:
 結局は、わりとみんなが実際にどうかというよりも、なにか不安になっているというのが全体にあったりするのかなという。このフィナンシャル・タイムズの記事にしても、ちょっとイギリス人がパニクっているのか? みたいな気がしなくもない。過剰に不安になって、自分たちのことに自信をなくしているのかな?

不安を煽って成立する経済がある

小飼:
 不安を煽って得した人たちがいるんですよ。

山路:
 ほう! イギリスの中でも?

小飼:
 まさに、Brexitなんて、その最たるものじゃないですか? ボリス・ジョンソン。

山路:
 そもそも、Brexitに反対してたくせに、Brexitの方が話題になると思ったら、Brexitを持ち上げて、実際に決まったら逃げ出したという(笑)。

小飼:
 そうそう。こういうのも何ですけれども、不安を煽って儲かるというのは、多分資本主義の欠点の中で格差を拡大するとかよりも大きいかもしれない。

山路:
 格差拡大よりも?

小飼:
 大きいかもしれない。要はそこで余計なものを作る人、余計なものを消費する人というのが、続々出てきちゃうということで、ダイエットビジネスというのも、緩そうではあるけれども、その一環ですからね。

山路:
 そうですね。あと、結局不安になると余計にものを買って溜め込むみたいなことというのも、システムとしてあったりするのか。なんか余分に買っておこうとか、でもそう考えたら、元々の資本主義の仕組みというのが、上乗せというか、本来あるべきでない扇動や洗脳によって買わせていたんじゃないかと。

小飼:
 そうそう、だから、それがどうしても含まれてしまうんですよね。

山路:
 それが世界政治の不安定さの根本にあるのかもしれませんね。

小飼:
 逆説的かもしれないんですけど、だから少なくとも、教育はしっかりと無料で、という。

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