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「オリエント工業はラブドール界のトヨタ」空気人形→ラテックス→ソフビ 技術革新の歴史を収集家が解説

 ミュージシャンの西川貴教さんらが「学ぶ」をコンセプトに「身近で当たり前の事だけど詳しく知らないモノ、事」をテーマに深掘りしていく番組「西川学園高等学校、略してN高!」。今回のテーマは「ラブドール」。講師を務めるのは、ラブドール収集家で八潮秘宝館館主の兵頭喜貴さん

 本記事ではラブドールの歴史を土屋礼央さん星田英利さんミクロマンサンライズ!!!さん手島優さんに語り、兵頭さんが所有するラブドールの実物を紹介しました。

兵頭喜貴さん。

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ラブドールの歴史は素材の歴史! ビニール製ダッチワイフの登場

左手前から時計回り順に西川貴教さん、ミクロマンサンライズ!!!さん、星田英利さん、手島優さん。

土屋:
 きょうは、よりラブドールを愛してもらうために歴史から学んでいただきたいということで、まずはラブドールの歴史。半世紀に及ぶラブドールの歴史があります。これを順番に紐解いていこうということですが、ラブドールの歴史は素材の歴史なんですね。

西川:
 それこそ昔は空気入れるみたいな。

土屋:
 それがスタートなんです。

星田:
 これよう抱いたな(笑)。抱いたやつおるねんな(笑)。

土屋:
 ダッチワイフと言われるものでございますけども、これはまだラブドールとは呼ばないんですか。

兵頭:
 そういう言葉が存在してませんからね。

星田:
 使い捨てではなかったんですか。

兵頭:
 これを使ったという人は、僕もほぼ知らないですね。

星田:
 観賞用というか。

兵頭:
 僕らの世界でたぁ-坊さんっていうゴッドファーザーみたいな人がいるんですけど、その人はやっていたっていう。たぁ-坊さんしか知らないですね。

土屋:
 ダッチワイフってオランダが語源なんですね。

西川:
 変な話、ちょっとあんまりいい印象がないです。日本でもトルコ風呂みたいなのがあったりしたし、イメージが違いますし。

兵頭:
 これは昔オランダ人の船乗りが長いカゴみたいな抱きまくらを抱いて寝ていたらしいですよ。それは涼しくするためなのですが、それをイギリス人が見て、馬鹿にして。イギリス人は何かあったらオランダ人を馬鹿にしますからね。だから馬鹿にする表現で使いはじめたらしい。

土屋:
 先生はお持ちなんですよね。

兵頭:
 えぇ、そうです。

土屋:
 現物をちょっと見ていこうかなと思います。星田くん、後ろに用具入れがあります。

星田:
 えぇ!? ここに入ってんの!?

星田:
 こんなん怖いわ!

手島:
 つままないで(笑)!

西川:
 なんで乳首持つねんな(笑)。

星田:
 ビニールでも、浮き輪とか海で遊ぶやつの素材。

土屋:
 手島さん、触って。

手島:
 こんなにむき出しに……(笑)。

土屋:
 これのメリット、デメリットを教えてもらいましょう。

兵頭:
 メリットは軽い。空気を抜くと小さくなります。あとは安い。さすがに4、50年前の値段はわからないですけれども、自分のはもうちょっと高かったですね。

越冬隊の性処理問題のために開発された南極1号

土屋:
 ここからはじまったわけなのですが、これは海外です。日本で聞いたことがあると思うのがこちらです。


一同:
 あぁ~。

西川:
 これこそバラエティ番組で名前だけ聞きました。

土屋:
 意外とちゃんとしているんです。南極観測基地の越冬隊のために文部省、現在の文科省の依頼で開発されたと。

西川:
 だから南極1号なんだ。

土屋:
 極限の環境下で長期滞在における性処理問題というのは、いろいろと当時から。

西川:
 そらそうですよね。

土屋:
 こちらのほうが歴史が古いんですよね。

兵頭:
 そうですね。こっちがあって、世の中に空気式が流れはじめるという順番です。

土屋:
 その性処理問題ですが、心理学者も開発スタッフとして参加して2年間で3体完成させたんすけど、使用は一度きりに留まったということですが。

西川:
 なぜですか。

兵頭:
 ちゃんとした記録が残っていないんですよ。よくわかってないんですけれど、当時の証言としては、基地の外側に氷でかまくらみたいのを作って、その中に置いていたらしいですよ。

土屋:
 みんなのいるところだったら、あれだから。

兵頭:
 それが寒すぎて、それどころじゃなかったらしいです。

一同:
 (笑)

土屋:
 ということで、これがなかなか性処理のというところまではいかなかった。

兵頭:
 実際には使われなかったらしいです。それから少し時代が下ると、女子の隊員も行くようになるので、必要性があまりなくなったらしいです。

星田:
 本物の女性がいるから。

80年代に登場したポージングが可能なラテックス製

土屋:
 ここからさらに素材が進化します。それがこちら。

西川:
 急だね。さっきのなんか、ほぼエノキみたいだったのに。

土屋:
 骨格の上にウレタンで肉付けしていくラテックス。これはどういう素材ですか。

兵頭:
 ラテックスって表面の薄い皮のことで、基本的にはスポンジなんですよ。スポンジの上に薄いゴムみたいなの皮がある。造りとしては、スポンジにコンドームを被せているものです。針金みたいな骨格が入っています。

土屋:
 ポージングもできるという革新もあるんですね。

手島:
 めちゃめちゃ値段が高いですよ。

土屋:
 メリットとデメリットはどうなんですか。

兵頭:
 メリットはスポンジなので、まず軽い。あと冷たくない。

手島:
 スポンジだから?

兵頭:
 そうです。体の熱がすぐに伝わります。

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