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加藤桃子女王の今年の抱負「2017年以上に勝ちたいです。もちろん奨励会も」

 日本将棋連盟棋士会・女流棋士会が主催する『クリスマスフェスタ』のトークショーでは、佐藤天彦名人加藤桃子女王藤田綾女流二段が登場。藤田女流が進行役を務め、佐藤名人、加藤女王の2人がそれぞれ、将棋ブームで沸いた2017年の振り返りや2018年の抱負を口にしました。

 本記事では、加藤桃子女王のトークパートをメインにご紹介。「対局の前に緊張することってある」「奨励会員、女流棋士との対局の違い」などの質問に答えました。

左から、藤田綾女流二段、加藤桃子女王、佐藤天彦名人

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2017年の振り返り

藤田:
 今回トークショーということで、2017年を振り返ってみてどうでしたか?

加藤:
 2017年は、結構良い1年だったかなというふうに思います。

藤田:
 どういうところが良かったですか?

加藤:
 わりと将棋が勝てたかなという、そこが基準になってしまうんですけど(笑)。

藤田:
 どうしてもそうですよね。

■日々の過ごし方

藤田:
 加藤さんは今まさにリコー杯女流王座戦の五番勝負の最中(※イベント当時)なので、今がすごく忙しい時期になってくると思いますけども、どんな日々の過ごし方をされているんですか?

加藤:
 たしかに、タイトル戦なのでわりとピリピリしているというか、その気持ちはそこに向いているんですけど。

藤田:
 全然でもわかんないですね。すごく明るいですよね。

加藤:
 ホントですか? 良かった。普段、別に特に何か変えるっていうわけでもなくて、研究会したりとか、家で棋譜を並べたりとか、あまり変わらず過ごしている気がします。

藤田:
 そこまでそう意識をおいてっていう感じではなく、自然に指している感じですかね?

加藤:
 そうですね、はい。

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