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移民受け入れ→治安の悪化、女性の登用→保育園足りない。少子高齢化という“国難”に日本はどう立ち向かうのか

 自民党参議院の武見敬三政策審議会長の下で、日本の「国家ビジョン」を作成するためのプロジェクトが始動しています。

 プロジェクトに参画している武見議員、自民党参議院議員の山本一太議員片山さつき議員が『山本一太の直滑降ストリーム』の中で、少子高齢化問題に対して、女性の社会進出や高齢者の定義、諸外国はどのような政策を行っているのかを語りました。

画像はいらすとやより。

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2030年には5人に1人が自力で生きていけなくなる!?

左から山本一太議員、武見敬三議員、片山さつき議員。

山本:
 きょう片山さんに話してほしいのは、このままのスピードで高齢化社会が進んでいくと、たとえば大災害が起きた時に、日本人の5人に1人が動けなくなると。

片山:
 そう。5、6人に1人は自分で生きられないの。おおよそ生物の集団として、地球上にいる中で、今の日本が一番脆弱なんですよ。だってこのままいくと、2030年には、要介護が700万人か800万人になる。要介護が900万人近くになり、認知症が700万か800万人になるでしょう。でこの2つは完全に重なってはいないわけですよ。

 つまり要介護認定もされていないから、自分で自動車の鍵を持って、何にも自分がおかしくないことはしないよと思っていても、それでコンビニに突っ込んじゃうわけじゃないですか。

 それが合計して1300万人になって、3歳以下のお子さんと障害のある方を足したら、その頃の日本の人口って1億2000万人を切っているから、これで大災害が広範囲に起きたら5、6人に1人は助からないということになります。

山本:
 2000何年くらいにそうなりそうですか。

片山:
 2030年です。実は1995年の阪神大震災の時も現地で大蔵官僚として、指揮局として入って、今回の2011年の東日本大震災の現場にも70回以上入って、その間の高齢化の進展で、やっぱりその現象はすごいんですよ。事実上、見捨てざるを得ない状況になってしまって、それってやはり社会の崩壊、国家の連帯の崩壊です。

 やはり成熟国家として、ここまで発展してきた最先端をいく高齢化社会としてやっちゃいけないと、その見本を我々は示したい。あまりにも後悔して、あまりある状況にしたくないんですよ。

武見:
 人類の歴史の中で、人口が減少していった国の中で、再び大きく発展し直した国は、実はあまりない。だから、もし日本がこれに成功するとすれば、人類史上、画期的なことになるんですよ。我々は参議院で、たとえ高齢社会になったとしても、まさに人類史上画期的なことをやってやろうと思っています。

 爺さん、婆さんはみんな元気で、社会でいろんな働く機会がたくさんあって、そういう人たちは、いわば人生が終わる直前まで生産性の高い仕事にもちゃんと就くと。高齢者用の働き方改革をやって、ロボットだとかAIでしっかりサポートして、いろんな仕事ができるようにしちゃう。

 そういうのを実現しようとすれば、できるような世の中になってきたのですよ。それをうまく上手に組み合わせれば、高齢化といえども社会が衰退せずに、一定の活力をしっかり維持できる形になると。

山本:
 このまま武見先生がおっしゃったように、人口が減っていくというのは、まさに国が衰退していくわけですよね。人口をもう1回戻すって、50年、60年かかる。フランスだって、減っていた時、出生率をもう一度戻したことはあったけれど、何十年もかかったわけじゃない?

武見:
 あれは、移民もかなり大きくとっているようでしたね。

山本:
 移民政策はいろいろと入れることによって、たとえば日本の社会の治安が少し悪化するとか、その側面まで考えないといけないと思うんだけど、人口が減っていく中で、どうやって活力を保っていくのでしょうか。まず1つは女性の社会進出ですよね。

武見:
 これは大きい。

山本:
 それからお爺さん、お婆さん。

武見:
 元気に働いている。

山本:
 何歳かわからないけど、みんな今までより元気に働くということで新しいモデルが作れるんでしょうかね。

武見:
 これはとにかく、高齢者がいつまでも元気でしっかり仕事もしてくれるようにすることですね。

日本社会で一番の即戦力は女性

武見:
 それから若い人たちが、上からのプレッシャーをあまり感じずに、未来に希望を持って新しい仕事をガンガンやれる。しかもみんな同じようなことを考えないで、新しい別々の価値観や考え方で、ダイナミックに、もう1回社会をちゃんと作り上げられるエネルギーを持てるようにすること。

 それからやはり、なんといったって女性なんだよね。日本の社会で大きく、一番即戦力で力になってくれるのは、やっぱり女性なんですよ。この人たちを本当にしっかり、大きく発展してもらえるようにしていくこと。でもまだまだ女性が働きにくいよね。日本の社会はね。

片山:
 ですから今度の武見先生のビジョンの中でも、女性のエンパワーメントは山東昭子副議長から、橋本聖子会長、名誉顧問まで全員参加です。男性も入っていただいてやるのですけど、私は「人生100年時代戦略本部」の副本部長なので、今の幹部の中では私しか女性がいないんですよ。

 それで、保育園が足りないんだから、まず無料化する以前に保育園に入れてよと、署名を集めた方々とお会いして署名を受け取ったんです。意見がいくつかあるのを了解も得て、分析をかけているんですよ。

 結局、本当に働きたいけどあきらめている人で、申し込んでいない人は必ずいますよ。ですから潜在的な働ける女性はもっと掘り起こせるし、それが満足度の高い社会なら、それでいいし……。

 復職しないで自分で育てたいんだけれども、ちょっと長く育休をとったら復職できないという偏見マタニティハラスメントがあるんだったら、それは企業に変わってもらわなきゃいけない。

武見:
 そうだ。

片山:
 ただ、育休で3年は長いなというのが、安倍政権の議論でたどり着いた道なんですよね。少なくとも1年は育休があるが、2年ではどうかなど、そういうことで、選べる社会になったら、保育や幼稚園は無償化に向かう。そこで自分がかけたコストについては、税額控除とか所得控除とかね。そういうフランスやドイツのようにしていきたいんですよ。

山本:
 実はたとえば日本は女性の国会議員も、アメリカとか欧米に比べるとすごく少ない。

武見:
 11パーセントかな。

山本:
 それで片山さんが、女性の議員をみんな集めて、「片山軍団を作る」っていうから(笑)。

片山:
 作れないですよ(笑)。

山本:
 でもやっぱり男性も入れてね。男性にも担わせなきゃいけないからね。女性のエンパワーメントは、「やるやる」と結構いわれているのですが、やれていない。ですので、これを参議院からしっかりね。

武見:
 やろう。

片山:
 みなさんに動いてもらうグラウンド作りですよ。

武見:
 女性のエンパワーメントのプロジェクトチームを、我々のビジョンの中に入れて、片山さんに代理で責任者になってもらって、そこに女性の国会議員のみなさんにも入ってもらって、それで始めたらいいじゃない。

片山:
 そうなんですよ。

山本:
 だって参議院は特に女性が元気だからね。いろんなキャリアの人もいてね。

片山:
 専門性を持っている人が多いんですよね。それから衆議院ほどしょっちゅう選挙区で会合に出なくていい分、少しまとめたことができる6年がありますからね。

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