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中国で1個400円のおむすびが爆売れ!――冷えた米を食べない国で“おむすび”を定着させた日本企業「百農社」の挑戦

 冷たいご飯を食べる習慣がない香港で、百農社が展開しているおむすび店「華御結 hana-musubi」がブームになっています。

 自民党参議院議員の山本一太議員齋藤健農林水産大臣が『山本一太の直滑降ストリーム』の中で、タブーに果敢に挑戦した二人の日本人の若者と、これからの農業の未来を語りました。

画像は華御結 hana-musubi公式Facebookより。

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タブーに挑戦した二人の若者

左から山本一太議員、齋藤健農林水産大臣。

山本:
 これから人口が減っていく中で、農業をどうやって振興していくのかということで、香港で二人の日本人が頑張っているという話を詳しくお聞きしたいです。

齋藤:
 人口が減っていくのは確実で、国内のマーケットは小さくなる一方、海外では人口は増えています。だから輸出など海外のマーケットを取りに行くという、攻める農業にしていきたいです。一番気をつけなきゃいけないのは、人口は減っていくので、同じことをやり続けたらジリ貧になります。つまり、同じことを続けることが最大のリスクになっています。

 今の農業に必要なのは、挑戦する若い人たちがいっぱい出てくれることが大事だなと思っています。

山本:
 挑戦しているすごい例があるんですよね。

齋藤:
 会社の名前が百農社というおにぎり屋さんです。100年先の農業に貢献したいという意味が込められているそうです。社長の名前が西田さんと山田さん。西田さんは32歳です。

 そして今、香港ではおにぎりがブームなんですよ。

山本:
 温かいおにぎり?

齋藤:
 冷たいやつです。日本のと同じで三角でのりを巻くやつです。それをファーストフード店で出してるんです。これがブレイクしています。実は中国の人は冷えたご飯っていうのは食べなかったんですよ。

画像は画像は華御結 hana-musubi公式Facebookより。

山本:
 そうですよね。

齋藤:
 冷えたご飯というのはタブーだったのですが、そのタブーに二人の日本人が挑戦をして、ブレイクして今は23店舗あるんです。1個25香港ドルで日本円にすると400円くらいなのですが、それが飛ぶように売れていて、行列でスタバとタメを張ってるんです。

山本:
 売っているのはおにぎりだけ?

齋藤:
 おにぎりだけなのですが、中の具はできるだけ日本のものを使うんですよ。

こういう若者が出てくると日本の農業はやっていける

齋藤:
 2020年には200店舗にしようということで、工場の建設が始まっています。日本から玄米で輸入をして、現地で精米しておにぎり工場でおにぎりを作るというのを、たった二人の日本人がやっています。

 そして180人の現地の香港人を使って雇用しています。2020年に200店舗になると、日本からお米を4000~4500トンを使ってくれるということなんです。今、日本のお米の輸出は1年で1万トンしかしていないんです。それをたった二人の日本人が、日本のお米の4000~4500トンを香港で消費してくれるんです。

 32歳の若者が、「冷たいおにぎりなんて中国の人にはウケない」といわれていたタブーに挑戦して、200店舗にして日本からのお米を4000トン輸出するって、すごいことだと思いませんか。

山本:
 素晴らしい。

齋藤:
 私も感動して、こういう若者がどんどん出てくれば、日本の農業はやっていけるなと思いました。今まではチャレンジしてなかったんですよ。でもそれをどんどんやろうじゃないかと。

 そうすれば日本でお米を作っている人も、西田さんの会社にお米を売れれば、もう少し作り続けようかなと思う。だからすごく大きなことをやってくれていると思います。

山本:
 日本食ってクールジャパンのコンテンツとして世界で圧倒的にブームなんです。アジアも欧米も全部そうです。おにぎりは日本のソウルフードじゃないですか。だから日本のおにぎりを香港と中国の人が食べると、クールジャパンとしての効果はありますよね。

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