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「これからは芸人が評論家の仕事をするようになる」——仕事の幅を広げるお笑い芸人。評論家不要時代に突入か

 11月26日に放送された『岡田斗司夫ゼミ』にて、パーソナリティの岡田斗司夫氏は、同日にテレビ朝日系列で放送されていた『アメトーーク!』の仮面ライダー芸人に触れ、この先、評論家の仕事は、すべて芸人に奪われるだろうとの自説を展開しました。

岡田斗司夫氏。

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仮面ライダー芸人が面白い

岡田:
 この放送が始まる直前まで『アメトーーク!』が特番枠としてやっていた仮面ライダー芸人を見ていたんですけど、面白いですね。

 ああいったVTRありきの番組を作る時は、東映から借りるためのお金がとにかくかかるんです。だから、予算のあるゴールデンタイムの特番枠でしかできない。

 深夜のレギュラー放送枠での『アメトーーク!』で、VTRで名場面を見せながら語る番組をやるのであれば、ほんの短い時間のVTRを使って作るしかない。

 それも例えば、DVDが発売したばかりで、キャンペーン期間とかの映像使用料が下がっている時にしか借りられない中でのゴールデンタイムの特番。ふんだんにVTRを借りてきて、長めに見せるということをやっていたんです。

岡田:
 ここから先は、ああいう番組が増えてくると思います。結局、今テレビ局というのは、“昭和VS平成”みたいな軸を出したがっているんです。

 なぜかというと、とにかく最近はテレビを見る人がドンドン少なくなってきているので、家族揃って見てもらうというような条件でやらないとしょうがないからなんですね。

 そうではない、「もっとターゲットを絞ったコアな番組というのは、ネット配信に取られている」とテレビを作っている人たちは考えているので、どうしてもそういう番組の作り方になっちゃうんです。

これからは芸人が評論家の仕事をするようになる

岡田:
 あと面白かったのは、かつて評論家がやっていたことを、芸人さんたちがやっているということ。これは僕が、「アニメとか映画の評論家と呼ばれるような人たちは、もうここから先、食えないな」と思っている理由なんです。

 多分、現時点で、世間に対して名前が出ている映画評論家とかアニメ評論家以外の人は、もうここから先の世の中では、はっきり言って出て来られないです。なぜかというと、それらは全部“芸人さんの仕事”になっちゃうからです。

岡田:
 おそらく、これからは芸人の人たちが、映画とかについて、「ここがこういうふうに面白いんだ」と語るようになっていく。

 今日の仮面ライダー芸人とかを見ていても、ちょっとやそっとの評論家の人が語るよりも、普通の人に理解しやすいように面白さを伝えられていたんですね

 そうなると、かつてのテレビの司会者枠やバラエティー番組に登場する俳優さんみたいな枠に続いて、文化人の枠もドンドン芸人さんに奪われていくことになる。

 そんなふうに、もう名前も顔も知らないような人が小説を書いたと言っても、誰も読んでくれなくなるような時代が、そのうち来てしまうんじゃないかと思っています。

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