「タヌキの肉ってどんな味？」うさぎ肉・どんぐりetc…ガチのサバイバーが振る舞う野生動物料理が美味しそうな件
たぬきの肉はどんな味？
サトウキビ：
これは何の肉ですか。
カメ五郎：
たぬきのお肉です。
加藤：
先生、まさか自分でたぬきを殺したんですか。
カメ五郎：
これは既に事切れていて、拾ってきたたぬきです。
サトウキビ：
なんで死んじゃうんですか。
カメ五郎：
たぬきは警戒すると動きが止まっちゃうんです。だからそのまま車に轢かれてしまいます。これは野生動物の中では当たり前のことで、動かないと自然の中で擬態できるので、警戒するときは動かなくなっちゃうんですね。
サトウキビ：
たぬきが焼きあがりました。
カメ五郎：
こちらは前足ですね。
サトウキビ：
先生の中で一番美味しい野生動物の肉はなにですか。
カメ五郎：
アナグマのお肉は美味しかったですね。
サトウキビ：
それではみなさん、たぬきの肉をお召し上がりください。
加藤：
先生。これはシンプルにまずいです（笑）。
横山：
本来はもっと臭いんですか。
カメ五郎：
本来はもっと臭いです。これ以上はどうしようもないですね。
たぬきの乳房のお味は!?
サトウキビ：
先生、こちらはなんでしょうか。
カメ五郎：
これはたぬきの乳房です。
加藤：
うわ臭い！ちょっと緑さんも臭いを嗅いでみて！
横山：
臭っ！
サトウキビ：
乳房って胸のお肉だから、胸肉的な柔らかくて美味しいイメージがあります。
カメ五郎：
胸肉とは違うんですね。胸肉は胸肉で存在するのですが、その上に乳房の脂肪分が多く含まれています。だからいってしまえば、本当にただの脂肪の塊ですね。
ちなみに調理はフライパンと違って直火では難しいです。火が立った状態で串焼きにしても表面が焼けるだけですから。僕もたまに食べて生だったりするときがあります。
加藤：
焼き直しするんですか。
カメ五郎：
口に入れてるものはもったいないけれど、吐いちゃいます。そして焼き直します。
やみん：
慎重になったほうがいいんですね。
カメ五郎：
特に肉は寄生虫の温床ですからね。
サトウキビ：
どんぐりは生で食べて大丈夫ですか。
カメ五郎：
生で食べられるものの定義として、消化ができるものが挙げられます。火を通しても美味しいのですが、この程度の木の実のためには僕は火はおこさないです。
サトウキビ：
それでは乳房が焼きあがりました。
やみん：
めっちゃ美味しい！ 食べたらわかります！
横山：
これはちょっと……俺は美味しくないと思う。
加藤：
これはうまいわ（笑）。ハツの味だ！
横山：
なんで俺だけ？ 乳首の部分だったからかな？
カメ五郎：
それはあるかもしれませんね。当たりハズレがありますからね。
サトウキビ：
先生、美味しいです！
カメ五郎：
うん。ちゃんと香草を使えば化ける肉ですね。
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