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【就活の闇】ブラック企業による“補助金狙いインターン”がエグい。「仕事を与えられず2週間座ってただけ」

 11月12日のニコニコワークショップでは、『薄給仕事をする人たち』をテーマにした番組が放送されました。

 ワークショップでは、番組MCの高田健志さんと社会保険労務士の松本奉幸さんが、ゲストの元AKB48でタレントの成田梨紗さんとマネージャーの方、バスガイドの経歴もある雑談配信者のサトウキビさん、同じく雑談配信者として数々の仕事を経験したほなちゃんさん、そして就職を控えた大学生の方と、様々な業界の労働環境や「ブラック」と呼ばれる労働体系について語り合いました。

 今回は雑談配信者のほなちゃんさんと、サトウキビさんがこれまでに経験したブラック企業でのエピソードを披露します。

左から高田健志さん、松本奉幸さん。後列左からマネージャーさん、大学生さん。前列左から成田梨紗さん、ほなちゃんさん、サトウキビさん。

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3時間で辞めることになったお寿司屋さん

ほなちゃんさん。

ほなちゃん:
 みなさんこんにちは。魔界のカバこと、ほなちゃんです。私は、ついこの間、10月から働き始めた仕事を辞めまして、これで転職回数8回くらいですね。いろいろな企業で勤めてきたので、今回はブラックからホワイトまで、いろいろな話を出来たらと思います。

高田:
 今は何をなさっているんですか?

ほなちゃん:
 今は配信業をやっています。これ、立派な職業ですよね?

高田:
 それは一般的には無職ですよ。

ほなちゃん:
 いや、私はちゃんとした職業だと思ってやっているので、無職ではなく自営業です。

高田:
 良く言うと自営業ね。

ほなちゃん:
 私は一番短い時は3時間で仕事を辞めました。私、お寿司屋さんの厨房で、お寿司を握っていたんですよ。回転寿司でお皿に乗ったお寿司が流れてくるじゃないですか? あの、お皿を流していたんですよ。

 なぜ3時間で辞めたかというと。そこは、厨房にいるスタッフが全員ベトナム人なんですよ。店長をはじめ全員がベトナム人で、日本人は全員ホールスタッフなんです。それなのに何故か私1人だけキッチンに回されて、ベトナム語で何を言っているのかわからない中、1人で作っていたので、3時間で「店長、辞めます」と。

高田:
 何故ホールに出されなかったか、自分の中で思い当たる理由はある? 視聴者の方と他の演者さんは、なんとなく気づいていると思うけど……。

ほなちゃん:
 やっぱり、私がお店にいたら、邪魔なんですかね?

高田:
 (笑)

ほなちゃん:
 あと、看板的に豊満なボディがお寿司をお客さんに出した方が美味しそうという。 

高田:
 ポジティブでよろしいと思います(笑)。

ほなちゃん:
 でも、そこは3時間で辞めちゃいましたけど、そんなにブラックではなかったんですね。

補助金狙いのインターン「仕事が無い状態で毎日ずっと椅子に座って…」

ほなちゃん:
 実は私、一度2週間で労働基準監督署(以下、労基)に駆け込んで会社を辞めたことがあるんです。

高田:
 2週間でよく労基に行ったね。

ほなちゃん:
 何故かと言うと、インターンシップ生を受け負うと国とか東京都から企業さんに向けてお金が支援されるようなシステムがあるじゃないですか? それで2週間たった後くらいに、「君は能力がないからもう来なくていい」と言われたんですね。

高田:
 それは単純に能力がないからではなくて?

ほなちゃん:
 いや、そうではないです。仕事に必要なログインIDとかパスワードとかを何も教えてもらえなくて、「ホームページをとりあえず検索して見ておいて」というような、仕事が無い状態で毎日ずっと椅子に座っていたんです。そろそろログインIDとパスワードを教えてもらえませんか? と言っても、「ちょっと今は忙しいから」と言われて、あとであとでと言われ続けて2週間が経ちました。

ほなちゃん:
 2週間後に辞めてくれと言われたので「わかりました。では給料はいらないので、交通費を返します。もう無かったことにして下さい」と言ったんです。なぜ給料はいらないと言ったのかというと、雇用契約を結んでいなかったからなんですね。雇用契約が無い状態で2週間働いて、辞めてくれと言われた後に「雇用契約書を書いてくれ」と言われたんです。調べると、その補助金をもらうには雇用契約書が必要みたいなんですね。

高田:
 補助金狙いの要員だったということね。

ほなちゃん:
 私の前に辞めた派遣の方で3か月くらい続いている人が居まして、その人に聞いたら、以前もやっぱり2週間くらいで同じような女性の方が辞めていったと。

高田:
 これだけのことをする会社は会社名を言ってもいいんじゃない?

ほなちゃん:
 会社名はちょっと言えないんですよ。マジでヤバい会社で……。

高田:
 2週間というのは、そのインターンのシステムなの?

ほなちゃん:
 期間は特に決まっていないです。2週間でも1か月でもいいんです。日誌に書けるような作業は何もしていないんですけれども、日誌上だけは、やったことにしておいてというような感じでした。タイムカードも押しましたね。

 「あとからサインして戻して下さいね」ということで、2週間という契約で雇っていましたという雇用契約書が郵送で送られてきたんです。労基に相談したら、もう返さなくていいというアドバイスをいただいたので、私は返していないですね。

社会保険労務士に聞く“補助金狙いインターン”の違法性

左から高田健志さん、松本奉幸さん

高田:
 松本先生、これはどうなんですか? かなり法律に触れていそうな気がしますけれども。

松本:
 触れていますね。明らかにブラックな匂いがプンプンします。でも、唯一の救いはタコ部屋とかに入れられていなかったこととか、あとは海外に売り飛ばされなかっただけよかったかな。

高田:
 そういう明らかに駄目な会社は、世の中に結構あるものなんですか?

松本:
 結構とは言えないですけれども、やっぱり助成金目当てで、従業員さんを採用するという企業は、あるんじゃないんですかね。発覚しているのは氷山の一角かもしれないですが。一番の問題なのは雇用契約書を交わしてないということなのかなというのはありますね。

 助成金などの申請でも雇用契約書の添付が必要です。ということは、会社が勝手に雇用契約書を提出したという可能性があります。

ほなちゃん:
 そうですよね。交通費の申請とかは自分で書いたんですが、それも書き換えられますよね。同じように書き写して、自分のハンコを買ってこられてしまったら。

松本:
 ダミーでも作れます。

ほなちゃん:
 これ、裁判できますかね?

松本:
 できるんじゃないですか。

ほなちゃん:
 結構フワッと答えましたね。

松本:
 その後の命の保証はないですけどね。

ほなちゃん:
 怖い。日本で生きていけなくなる。

高田:
 そういう危ないことをしている会社だからね。

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