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選挙のたびに投票率の低さが話題になるけど、すべての人が政治に興味を持つことが本当に良いことなのか?

「すべての人間が政治に興味を持つことが良いことなのかどうか?」という価値観

左から、野田草履さん、カツトシさん、東京kittyさん

野田草履:
 結局、ネット選挙は、スマホから(投票所へ行かずともネットで)投票ができるようにしない限りは効果がない。若者は「自分と選挙は関わりがない」と思っているから、街宣車で外を周られるぐらいではウザイ(と思うだけで、政治についてなにも考えない)で終わる。

 それより、アメリカみたいに戸別訪問をOKにしたほうが、どうしても(選挙に)興味を持たざるを得ない。家に来られてピンポン鳴らされると、それで多少は(選挙に興味を持つようにしよう、と)考えが変わるかもしれない。

東京kitty:
 中国で「国乱れて忠臣見わる」とか「鼓腹撃壌」という言葉がある。

 「国乱れて忠臣見わる」は、国が乱れている時だからこそ、忠義な臣(=主君や国家に対し真心を尽くして仕える人)が生まれてくる。要するに、忠義な臣が生まれるのはあまり良いことではない、ということ。

 「鼓腹撃壌」は、自分の政治が良い結果を産んでいるのかわからなかった尭(ぎょう)という王が変装をして、外に行ってどんな感じか見てみたら、あるおっさんが食べ物を食べながら腹を叩きながら「俺達の幸福はまったく王様とはまったく関係がない」がないと唄ったんで、ああ、自分がやってることは良かった(民意に沿った、良い政治だった)んだ、と思って王宮に帰ったっていう話(=太平の世のたとえ)。

カツトシ:
 つまり「国が傾くと、政治に興味を持つ人が増える」ということ。

野田草履さん

野田草履:
 じゃあ、アホな国民は選挙に行かないほうが良いってことですか。

東京kitty:
 必ずしもそうとは言わないけど、「すべての人間が政治に興味を持つことが良いことなのかどうか?」という価値観(議論)は常にある。

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