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【衆院選2017】各政党の政権公約を一挙公開。各公約に対するユーザーの反応も合わせて掲載

希望の党:福田峰之(代表補佐)

 ニコニコ生放送を御覧のみなさまこんばんは。希望の党の福田峰之でございます。希望の党の代表補佐と公約担当の責任者を務めております。希望の党は、できたばかりの新しい政党です。新しい政党だからできること、あるいは、新しい政党だから言えること。長年のしがらみがないからこそ、これからの日本にとって本当に必要な政策をうちだしていけるのが希望の党であります。

 希望の党が追求するのは、党や議員の利益ではなく国民の利益です。お友だちだといいことがある政治はおかしいしフェアじゃない、そう思いませんか? 希望の党は、情報公開の徹底によって、国政を透明化し既得権益やしがらみ、不透明な利権を一掃することをお約束したいと思います。このような理念を実現するために、希望の党は今回、9つの公約と実現する12のゼロというものを掲げております。

 希望の党が掲げる12のゼロ、まずは原発ゼロ、隠蔽ゼロ、企業団体献金ゼロ、待機児童ゼロ、受動喫煙ゼロ、満員電車ゼロ、ペットの殺処分ゼロ、フードロスゼロ、ブラック企業ゼロ、花粉症ゼロ、医療困難者ゼロ、そして電柱ゼロ、こうしたゼロ、まさに私たち希望の党が掲げる12のゼロというものであります。

 こうした中でも、花粉症ゼロ、小さなころから子どもたちが花粉症にかかってしまえば、もちろんこれはなかなか治るというものではございませんので、人口減少社会の中で生産性を高めなければならないと言われているときに、花粉症にかかってしまえば、もちろん集中力は欠きますから生産性をあげるということについて、経済をしっかりと大きくするということについて、大きな悪影響を与えてしまいますから、経済の面を考えてもこうした花粉症ゼロにしていくという、こういう考え方もしっかりと中にいれさせていただきたいと思っています。

 本日は希望の党が掲げる公約の中でも特に優先順位の高い三本柱として掲げさせていただきました、政策についてお話させていただきたいと思います。これら三本柱はまずは、ひとつ目といたしまして、消費税の増税の凍結、2030年までに原発ゼロ、憲法9条に限らない憲法改正議論の推進というものであります。

 まず、消費税についてでありますが、みなさんここ数年景気が向上した実感というものがございますでしょうか? アベノミクスによる株高やあるいは円安、その恩恵を受けているのは残念ながら日本人の中でもごく一部の人であって、多くの国民のみなさんは好景気の実感というのはないのが現況じゃないかなあと思っています。

 希望の党は消費税10%への増税を凍結する。これを三本柱の一本目として掲げさせていただいてます。もちろん国の財政を立て直すことは極めて重要な課題であることは言うまでもございません。ただし、財源の確保というのは消費税をあげるより前にできることがあるのではないか、私たちはそう考えています。

 例えば公共事業をはじめとする歳出の削減、国有資産の売却、また定着し始めましたマイナンバー制度をフル活用することによって税や保険の納付逃れというものを防ぐ、このように消費税を上げる前にできることはまだまだ多くあるのではないかと考えています。

 また、希望の党は今後市場が急拡大していくIT、IoT、フィンテックといった先端分野におけるイノベーション企業を促進して、経済の自立的な成長というものを目指していきます。さらに、人工知能、ビッグデータの活用、サイバーセキュリティ対策等の分野で国際的な競争力を高めるために人材の育成、そして獲得。こうしたものをしっかりと成し遂げていきたいと思っています。このような、新たな経済分野で日本経済を成長させることがまさに日本財政の立て直しにつながっていくことだと考えています。

 三本目の柱の二本目は原発ゼロです。希望の党は原発が日本の将来を担うエネルギーだとは考えておりません。原発ゼロをスローガンに終わらせないためにも、私たちは2030年までに原発をゼロにする。そのための工程表、ロードマップといわれるものをしっかりと作成をしてまいりたいと思います。

 まずは、新しい原発は建設しない。現存する原発は廃炉の先延ばし、こうしたことをさせないことを徹底する。さらに希望の党は原発ゼロ、憲法に明記するということを政策中には明確にお示しをしています。これは議論をスタートするという意味でもございます。原発ゼロ、憲法に明記することで将来政権交代が起こったときにも簡単に国民の原発ゼロというこうした結論を政治家が覆すことができないように政府を縛ることができるようになります。

 以上のような政策をもって原発への依存度を減らすということをやりたいと考えます。また、原発ゼロを現実のものとしていくそのためには、もちろん原発に替わる代替エネルギーとしての再生エネルギーの比率を向上させるということが重要になってまいります。

 私たちは水素エネルギーをはじめとして、再生エネルギーの開発、導入支援を行い、2030年までに再生エネルギーの比率をまず30%まで向上させるロードマップを描きたいとおもいます。現状で、エネルギーミクスは平均的に見ると再生エネルギーの比率はまあ5%程度です。しかし、場所によって、時間によって、現状でも瞬間的には再生エネルギーの比率が20%に達っするという場合もあります。

 小池知事は長年、水素エネルギーをはじめとした、再生エネルギー政策をいっしょに国会の時代から率いてきた実績がございます。希望の党は原発ゼロ、再生エネルギーの比率の向上、そして徹底的な再エネ、こうしたことをおこなって、もっとも現実的な政策というものを掲げ実行していきたいと思っている政党であります。原発ゼロは、そこに明確な政治的意図と国民の支持があれば実現可能な目的である、私たちは考えています。

 三本目の政策の柱が、憲法9条に限定しない改憲議論の推進です。今回、安倍首相は憲法9条に自衛隊を明記することを掲げて選挙戦を戦っております。しかしこの自衛隊は既に合憲です。また3.11の際にも自衛隊の方々による懸命な救助活動もあり、国民は自衛隊、重要な組織だともう既に認識もしております。さらに国際的な自然災害救済活動への派遣もありますし、国際的にも自衛隊は地域を安定させる組織として認識をされてます。憲法改正を行う上で優先的に議論すべき内容は他に多くあるんではないかと思います。

 例えば、国民の知る権利の明記です。知る権利が憲法に明記されると国や地方自治体、情報公開、スピード感をもって進めることができ、今回の森・加計問題のような説明逃れ、こうしたものを防止することもできるようになるはずです。また、地方自治分権の明記でございます。こうすることで地域の実情にあった行政サービスを国民のみなさんに提供しやすい改革を行うことができるようになります。

 また、憲法改正の議論を通じて、日本の安全保障、向上させたいというのであれば、サイバー攻撃と憲法の関係、これを整理することが、優先順位が高いものと思います。憲法上サイバー攻撃を日本の攻撃とみなすのか、サイバー攻撃による反撃は認められるのか、このような現状では曖昧となってしまっている。サイバー空間と憲法の関係性を明確にするということ、これが病院、金融機関、あるいは電力発電所といった重要インフラに対するサイバー攻撃の増加に日本が対策を打っていく上での重要になってまいります。

 社会や、技術、国際環境が変化するにつれて憲法改正に向けた議論を積極的にすすめることは国際的にも自然なことだと思います。私は護憲だ、私は改憲だこのようなひたすら叫ぶのではななく今後の日本にとって実現すべき政策を考えた場合に、現状の憲法ではどこを変える必要があるのかについて国民的な議論を巻き起こしていくべきだと私たちは考えております。

 希望の党では、この他にも性別や性的嗜好、年齢や人権、障害の有無に関わらずに活躍するダイバシティー社会の実現を目指す。あるいは現実的な安全保障政策を掲げる危機管理の徹底。子育てしやすい社会を目指す。雇用、教育、福祉の充実、こういった様々な重要な公約を掲げて今回選挙戦に挑んでおります。

 ご説明をさせていただきました、三本柱を含む9つの公約と12のゼロ、実現させるための詳しい政策集は、すべて希望の党のホームページに掲載しております。今回の選挙で投票先を決める際には、ぜひ、この政策パンフレットに目を通していただいて、そして他党との違いを見ていただければありがたいと思います。長く続いた安倍一強政治から、脱却するためにも国民のみなさんの力を希望の党に応援いただきたいと思います。

社会民主党:小糸けんすけ(東京第21区)

 ニコニコ生放送をご覧のみなさん、こんばんは。社民党の小糸けんすけです。そうです。忠智さんの、はい、政党です。(笑)。ただいまから社民党の政権公約を発表させていただきます。こちらをご覧ください。忠智さんです。「憲法を活かす政治・社民党」今回社民党は憲法を生かす、そのことを一番大切に訴えたいなあと思っております。これ社民党のホームページです。あ、ホームページじゃないや、マニフェストだ(笑)。ごめんなさい。いっぱいあるんです。12、14ページ。長いので、最初と最後だけやることにします。

 最初に、こうやって、「くらし支えます」「家計を温め、ボトムアップの経済政策でくらしの再建」というふうに書いています。そこで憲法13条の幸福追求権、25条の生存権などを活かし、くらしを立て直します。というふうに書かせていただいております。社民党は、憲法13条、あるいは25条に記されている幸福追求権や生存権をいかす、活憲運動をこれから進めてまいります。

 ところでみなさん、日本国憲法13条読んだことありますか? すべて国民は個人として尊重される、生命、自由及び幸福追及に対する国民の権利については公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で最大の尊重を必要とする。このように憲法13条には書かれているわけです。

 これは何を意味するかといいますと、私も含めたニートの方々の人権を保障しているということです。また25条に何が書かれているかといいますと、全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。私たちニートが、文化的な楽しい、生活を営む権利、これが日本国憲法で保障されているわけです。素晴らしいですね! 日本国憲法!

 その上で、今回の社民党が出しております。この「くらし支えます」という経済政策、この中で最後にですね、格差が拡大する中、逆進性があり国民生活や景気の悪化を招く消費税率の10%の引き上げには、反対します! 所得再分配機能と応能負担の強化を図る公平公正な税制に向けた抜本改革を実現します。そのように書かしていただいているわけです。

 みなさん、消費税ですが、今コンビニに買い物に行ったら、こういう風に書かれていますね。100円(税込108円)と。コンビニに行ったらこういうふうに書かれているわけですね。はい。一昔前まで、こうでしたよね。105円(100円+税)こう書かれていたわけですね。今はこういうふうに書かれているわけですね。さて、実はこういう時代もあったってことをご存知ですか? 100円(税込105円)こんな感じで書かれていた時代があったんですよ。

 なんでかというと、つまりこれから、こうなった。なんでか? こうして、こうするため。こうした方が消費者にわかりやすいでしょう? ということで、いわゆる、総額表示ですね。税込、税込みで書きましょうというふうに徹底されていたものが、今、例外期間でこういうふうになっているわけです。こうなりますからね。ということで、ああ失礼。間違えた。はあ。はい、で、今現在こんな感じですよね、100円の外税表記ということですね。

 さて、今自民党はこういうふうに、ま、ここに持って行きたいわけですが、1回これを介して持って行くわけですね。はい。だましもいいところですね。希望の党さんは、これで凍結と仰っています。これは安倍政権が2回に渡って消費税を10%に上げますよと引き延ばしをしたことの結果でございます。小池さんのところは、同じ自民党さんが今2度に渡って引き延ばし、引き延ばししたことを凍結します。と言って、同じことをやろうとしているわけですね。

 なので社民党は、一旦リセットするなら、ここにリセットした方がいいと思うんです。なんかリセットという言葉流行ってますでしょう? リセットするんだったら一旦ここに戻して、その上で所得再分配機能と応能負担の強化を図る公平公正な税制に向けた抜本改革をやっていったらいいと思うんですよね。そう思いません? リセットするんだったら、一旦ここに戻しましょうよ。ちなみにこれは、前回2014年の社民党のマニフェストに、書かれていたことであります。

 最後の方に移りますが、「憲法を活かします」というふうに書かせていただいております。ここにも書かせていただいております。「戦争法、共謀罪法、特定秘密保護法廃止」「辺野古新基地建設反対」「オスプレイ配備撤回」「日米地位協定抜本改正」「対話と外交努力による核ミサイル、拉致問題の解決」こういったことを社民党は、成し遂げたいなと思うわけです。それはひとえに、この平和憲法を変えさせない、憲法をいかす、その思いひとつで活憲運動を日本国内すべてに渡って、実現していきたいなというふうに思っているわけです。
 詳しくは最初と最後だけいいましたので、社民党のホームページをご覧になられて、ダウンロードしてお暇な折に、みなさん見ていただければいいなというふうに思います。

 さて、コメントは、どんな感じですかね?「ただとも、後で説教な」(コメント)(笑)、そうだなあ、怒られそうやな。「消費税には賛成」(コメント)ありがとうございます。一旦5%に戻して考えましょうね。ええ。うん。うん? なんだって? 「ユーザー生かよ」(コメント)ああ、そうですよ。はい。ほんで? あとは? 「公認取り消しだろうな」(コメント)(笑)やっばいな。そら(笑)

 「働けよ」(コメント)みなさんもね。いや、働かなくてもね、あのう生存権が認められてますから。いい憲法だと思いません?そういう憲法を守って、守りたいなあ、残していきたいなと思っているんですけどね。うん。「小ネタお願いします」(コメント)小ネタ? 何しましょう? 「北朝鮮ね」(コメント)「働いたことないの?」(コメント)うーん。「結婚してるのか?」(コメント)ああしてるんですよ、それが。あっはっは。娘もいます。はい。

 「なんか爪痕を残していけ」(コメント)うーん。はい。「はよアンケいこ」(コメント)「娘、不幸やで」(コメント)うん。僕もそう思うんですよね。うん。「沖縄行った?」(コメント)ああそうなんですよ。これね年末年始家族でね、沖縄に行った時に買ってきたかりゆしです。はい。沖縄の辺野古新基地建設は絶対反対しますんでね。「沖縄服」(コメント)沖縄服っていったら、これ社民党の党章なんですけどね、はい。はい。

 「働けよ」(コメント)はい。あの今日一日お疲れ様でございました。はい。「いいシャツね」(コメント)ああ、ありがとうございます。これ娘のチョイスです。「党章は何を意味してるのかな」(コメント)これですか? ちょっと拡大して頂けます? はい。これは、SとDとPが、ロゴになっているんですね。わかります? ソーシャル・デモクラティック・パーティー。社会民主党の党章でございます。吉田党首もつけています。僕もつけてます。はい。

 「キリスト教もヤバくなってきたのか?」(コメント)うん。なんかみなさんに、西早稲田2-3-18に押しかけて来て下さって、る方もいらっしゃって有難いな。「民進よりカッコいいな」(コメント)民進の誰かな? 娘は4歳です。はい。「日本のキリスト教って朝鮮系なんでしょう?」(コメント)ああ僕、朝鮮系じゃないんですよ。はい。あの、うん。むしろ僕の父方の祖母は台湾にいましたね。ああそうなんですよ。うん、台湾系、うん、まあ一応日本国籍はありますけどね。「台湾出戻り組」(コメント)うん。ああ、そういう言われ方もあるんか。

 「何が目的で立候補した?」(コメント)いやだから社民党の活憲運動というものを、全国に波及させたいなあという思いで、立候補させて頂きました。はい。「普段何してるの?」(コメント)ニコ生見てます。「活憲サンバ」(コメント)ね。みなさんがそういう言葉を作って下さってありがとうございます。もう本当にね、ニコ生は素晴らしい! 発想力が豊か、ありがとうございます。

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