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【衆院選2017】ネット党首討論「ユーザーが最も聞きたい各党首への質問」回答まとめ

 10月7日(土)、自由民主党・希望の党など8党の党首が六本木ニコファーレに集合。ニコニコ生放送などで討論の様子を配信する「ネット党首討論」を行った。討論のテーマは、事前アンケートで視聴者の関心が高かった「外交・安全保障」「憲法改正」。それに加えて、ニコニコユーザーから各党首への質問を募集。番組開始前のアンケートで最も要望が多かった質問について各党首が回答を行った。

 本記事では、1時間以上にわたる党首討論の中から、「各党党首へユーザー質問」箇所を書き起こした内容をお届けする。

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ネット党首討論「憲法改正」まとめ

登壇者:
自由民主党 / 安倍晋三 総裁
希望の党 / 小池百合子 代表
公明党 / 山口那津男 代表
日本共産党 / 志位和夫 委員長
日本維新の会 / 松井一郎 代表
立憲民主党 / 枝野幸男 代表
社会民主党 / 吉田忠智 党首
日本のこころ / 中野正志 代表

司会:夏野剛(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘教授)
進行:馬場典子(フリーアナウンサー)


日本のこころ・中野正志代表へ「前代表の中山さんたちが離党したのに、中野さんは何故残ったのですか?」

馬場:
 まずは日本のこころ・中野代表への質問はこちらです。「前代表の中山さんたちが離党したのに、中野さんは何故残ったのですか? 」

夏野:
 では中野さん、この質問に1分でお答えいただければと思います。

中野:
 日本のこころ結党の原点、これにずっとこだわり続けたい、これからもこだわり続けたい、それだけであります。中山さんが希望の党を選ばれた。そして憲法問題、あるいは安全保障問題、色々進言があったかもしれない。それが民進党から移られる人たちの条件になった。移った人たち、この人たちは信念も主張も180度変えたわけでありますから、おかしいとは思いますけれども、少なくとも中山さんたちの思想の一部が希望の党に触れられた、また盛り込まれたということだけは、率直に評価はいたしておきたいと思います。

 私たち日本のこころ、これが日本国民みなさんの全体の心であり精神でありますから、そのことだけは次の世代のためにも、しっかり引き継いで参りたいと思っております。

馬場:
 ありがとうございました。

立憲民主党・枝野幸男代表へ「選挙後、民進党に合流するという可能性はありますか? それとも、今後もこの政党で活動されるお考えでしょうか?」

馬場:
 続いて立憲民主党・枝野代表への質問はこちらです。「選挙後、民進党に合流するという可能性はありますか? それとも、今後もこの政党で活動されるお考えでしょうか?」

夏野:
 では、枝野さんお願いいたします。

枝野:
 私どもは、民進党のこれまでの考え方をベースにしていますが、それをよりクリアにピュアにして新しい道を歩き始めました。今度の選挙で一定の成果を上げさせていただいて、立憲民主党として、次へと歩んでいきたいと思っております。

 ただ一方で今、民進党に属していらっしゃる方のほとんど、つまり参議院議員のみなさんと、地方議員など地方組織のみなさんは、衆議院議員だけ、いろいろな事情でいなくなってしまって残されているというみなさんです。そうしたみなさんの多くは私や、私どもの仲間と同じような、あるいは近い気持ちを、思いを持っていらっしゃるのではないかと思っていますので、そうしたみなさんが、この選挙後、どういう対応、行動されるのかこれはもう別の党になってしまいましたから、民進党の内部の問題ではありますが、そうしたみなさんが私どもと同じような思いで行動をしていただくことは期待をしたいという風に思っています。

馬場:
 ありがとうございました。

日本共産党・志位和夫委員長へ「北朝鮮問題について公約で対話による平和的解決をうたっていますが、北朝鮮とどう話し合いをするのですか?」

馬場:
 続いては、日本共産党・志位委員長への質問はこちらです。「北朝鮮問題について公約で対話による平和的解決をうたっていますが、北朝鮮とどう話し合いをするのですか? 具体的に教えてください。」

夏野:
 それでは志位さんお願いいたします。

志位:
 やはり米、朝両政府間の対話が今、急がれると思います。この点で、私はティラーソン米国務長官、マティス米国防長官が連名でウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿して、北がこれ以上の軍事挑発を止めれば対話の用意があると、8月上旬にそう言ったことに注目しました。そしてティラーソン長官が最近、北京での会談の後、今、複数のルートで対話していると。北が対話する意思を探っているところだという風に言ったことも注目しております。

 アメリカは、軍事的選択肢を一方で持っておりますが、対話の模索も、明らかにやっていると思います。ぜひ、米朝両国が対話に入ることが大変大事だと、対話は北朝鮮に対する譲歩ではありません。もちろん北の核保有を認めるものでもありません。ぜひ、米朝両国が対話に入り、前向きな合意を得たら6か国全体で担保すると。これが理想だと思っております。

夏野:
 ありがとうございます。

希望の党・小池百合子代表へ「ベーシックインカムが公約に入っていますが、財源はどうなっていますか? また労働意欲を削いでしまうのでは?」

馬場:
 続いて希望の党・小池代表への質問はこちらです。 「ベーシックインカムが公約に入っていますが、財源はどうなっていますか? また労働意欲を削いでしまうのでは?」

夏野:
 では小池さん、お願いします。

小池:
 まず、新しい党として、エッジの効いた公約をいくつか盛り込ませていただきました。それほどイノベーションが速いからであります。イノベーション、その最たるものが人工知能であります。これから人工知能が定着することによって、これまであった様々な分野の職業がなくなってしまうということも考え方に入れていかなければなりません。

 今「年間1000万人の人々が所得84万円という所得でしかない」という統計がございます。今後、大量に出てくるかもしれない生活保護ということを考えていくならば、AIからBI、ベーシックインカム、AIからBI、ベーシックインカムということも、ひとつの考え方ではないか? 財源はどうするかは、それは設計次第でございます。そして、また労働意欲を削いでしまうということはございません。所得というものにプラスされるものでございます。

夏野:
 はい、ありがとうございます。

自民党・安倍晋三総裁へ「憲法改正について、連立の公明党は非常に慎重です。選挙結果によっては新たな連立相手を加えることや公明党との連立解消もお考えでしょうか?」

馬場:
 では自民党・安倍総裁への質問は、こちらです。「憲法改正について、連立の公明党は非常に慎重です。選挙結果によっては新たな連立相手を加えることや公明党との連立解消もお考えでしょうか?」

夏野:
 では安倍さん、お願いいたします。

安倍:
 自民党と公明党はですね。まさに野党時代も含めて、18年間、風雪に耐えた連立政権であります。我々は、この強固な政治基盤の上に、さらに改革を断行していきたい、このように考えております。

 そして憲法改正には、3分の2以上の発議が国会で必要であります。ですから、我々は公明党も含めより多くの勢力、政党の、会派の賛成を得て、憲法改正について発議をしたい。なんといっても主役は国民の皆様でありますから、国民の皆様の支持を得なければ、憲法改正を成し遂げることはできないと考えています。この問題について連立ということについては、まったく関係ない。重ねて申し上げますと、自民党と公明党は風雪に耐えた強固な連立政権であります。

公明党・山口那津男代表へ「国政では自民党と、都議会では都民ファーストと、連携していますが、そのねじれは、是正すべきではないでしょうか?」

馬場:
 では、公明党・山口代表への質問はこちらです。「国政では自民党と、都議会では都民ファーストと、連携していますが、そのねじれは、是正すべきではないでしょうか?」

夏野:
 では山口さん、お願いします。

山口:
 はい、我々はねじれとは考えておりません。むしろ都政国政一貫した責任感を貫いていると考えています。当面する都政国政の共通する課題は、東京オリンピック・パラリンピックを成功させるということであります。国と東京都が協力し合っていかなければなりません。

 国政では自公の連立をしっかり維持していくということが重要であります。都政では小池都知事の元で、たくさんの都民の期待が寄せられたわけですから、ぜひ小池知事には頑張っていただいて、その成果を立派に生み出していただきたいと期待しております。その限りで都政国政、東京オリンピック・パラリンピックの成功を目指して、一貫した責任感をこれからも貫いてまいりたいと思っております。

夏野:
 はい、ありがとうございます。

日本維新の会・松井代表へ「政党代表と知事の兼任について、小池さんに批判が集まっていますが、松井さんはどのようにお考えですか?」

馬場:
 続いては日本維新の会・松井代表への質問です。「政党代表と知事の兼任について、小池さんに批判が集まっていますが、松井さんはどのようにお考えですか?」

夏野:
 では松井さん、お願いします。

松井:
 これは、都民のみなさんが評価をされることだと思います。ただ我々日本維新の会は、設立から5年間その大部分において、最初、設立当初は大阪市長であった橋下さんが党代表でありました。私は幹事長でした。その後私が代表になり今に至っているわけですが、このことによりまして大阪府政が悪くなったということは、僕は、まったく当てはまらないし、様々な指標を見ても今大阪は元気になり、なってきております。最終的には、有権者のみなさんのご判断ではないでしょうか?

馬場:
 ありがとうございました。

社民党・吉田党首へ「公約を訴えても少数政党なので、実現可能とは思えません。政策はどのように実現されるおつもりですか?」

馬場:
 では最後に社民党・吉田党首への質問です。「公約を訴えても少数政党なので、実現可能とは思えません。政策はどのように実現されるおつもりですか?」

吉田:
 国会議員の仕事というのは、国政についての課題について問題点をしっかり委員会や様々な場で追及して、改善を求めていくこと。また国民生活に直接関わる法律を作ったり変えたりすることであります。委員会、社民党の議員も委員会の中で、問題点を指摘して、改善前進した課題も随分多いですし、法律を作ったり変えたりするのも、議員立法という形で多数の賛同をいただけば、法律として実らせることができますから、公約に書き込んでいる課題についても、しっかり他の政党の皆さんに説明をして賛同をして頂けば、しっかりそれを実現することが出来ると思っております。

 これからも粘り強く、地域のみなさんで、本当に困っている方々の声を聞いてですね、それを国政の場に反映していく努力をしていきたいと思います。


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