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「僕たち、どうしてもっと頭を使ってこれなかったんだろうね(笑)」——『HYDE × YOSHIKI』対談で明かされる過去のやんちゃエピソード

 伝説のロックバンドX JAPANのYOSHIKI氏が、自身のチャンネル「YOSHIKI CHANNEL」の『8DAYS 2周年記念SP』にて、L’Arc〜en〜CielのHYDE氏をゲストにお迎えしました。

 L’Arc〜en〜Ciel、VAMPSとして世界を股にかけて活動しているHYDE氏。そんな時代を作り上げてきたアーティストの2人だからこそできる音楽トークや自身の考え方を、赤裸々に語ります。

左からHYDE氏、YOSHIKI氏。画像は、HYDE氏のTwitterより。

HYDE流、声を持続させる秘訣

YOSHIKI:
 VAMPSとか、大変なスケジュールじゃないですか。ものすごく体力があるんだなって思うし、あれだけ声が持続するのは、何かコツとかあるの?

HYDE:
 ずっと水飲んでますね。喉が渇いたら駄目なんだろうなと思って。ずっと水を飲んでるから、リハーサルの時は、おしっこは何回も行きますよ(笑)。

YOSHIKI:
 それがいいの?

HYDE:
 良い気がしますけどね。

YOSHIKI:
 それだけじゃない気がするんですよね。あとは発声法とか?

HYDE:
 なるべく喉に負担のかからないような声の出し方をしないと駄目だなと常々思ってます。

YOSHIKI:
 すごくエッジの効いた声の出し方だから。聞いてる方は喉に負担がかかっているように聞こえる。あれって喉に負担がかからないの?

HYDE:
 負担がかかってる部分もありました。最近なるべくそれもなくそうと思ってまして。今、だいぶ楽に歪みを出すようになってきました。

YOSHIKI:
 楽に歪みを出す?

HYDE:
 僕も、ずっと試行錯誤の連続なんですよ。もともと歌自体そんなに好きでもなかったので。L’Arc〜en〜Cielの全盛期の頃は、ただ歌えたから歌っていたと言う感じです。

YOSHIKI:
 (笑)

HYDE:
 カッコよく言うわけじゃないけれど、才能だけで歌っていたんですよね。実際、練習やケアとかもしていなくて、たまたまいけたんです。ここ数年、何かこのままだとダサいなと、やっと思えてきました。

 アーティストとして、下手なままでいくのがカッコ悪いと気がついて、そこから自分の喉を研究するようになったんですね。それからは、毎年自分のやりたいことを模索しながらチャレンジしました。今はだいぶわかってきて、喉に負担がかからないハードロックを歌えるようになりました。

YOSHIKI:
 才能にテクニックが加わったってことですね。

HYDE:
 もうちょっと早く、気づいていれば良かったと思います。

YOSHIKI:
 僕も同じようにただガムシャラにやってるだけ。逆にどれだけ体に負担をかけてもいいと思っていて、いっそ壊しちゃえみたいな。やっと、この首の手術をして、どうやって次のステージにいこうかなと。

 ドラム自体は叩けるとは思うんですね。だけど僕の首はまだ二つ爆弾を抱えているので、そうするとまた手術するのかなと思ってる。それも仕方がないかなと思いつつも、避けられるなら避けたい。でもドラムを叩くイコール避けられないんだろうなと感じている。

 であれば、いかに負担をかけないように激しいものができるのか、っていうのを研究していかなければならないのかなって。

HYDE:
 まさにそうかもしれない。

YOSHIKI:
 僕らの仕事って、結構重労働と言えば重労働だよね。なぜ、もうちょっと頭を使ってこれなかったんだろう(笑)。

HYDE:
 そうですね(笑)。

平均で1曲6ヵ月!? YOSHIKIの曲が出ない理由

HYDE:
 当時のインディーズレーベルでのレコーディングで、アルバムを作らないといけないという話になりました。それで作ったんですけども、何か気に入らない。

YOSHIKI:
 さっきから面白いんだけども(笑)。

HYDE:
 どうしても気に入らない。だからリリースをしたくない。そんな雰囲気になったんですね。

 でもそのレコーディング会社が、レコーディングにお金が300万円もかかっている。だから300万円を返してくれと。仕方がないとは思うんですが、どうしても気に入らなくてシングルを1枚出してごまかしてくれみたいな感じだったんですね。

 それで仕方なく嫌々シングルを出して、レコーディングした中から1枚だけ出しました。その後残りの借金をどうしようかと悩んでいる時にデンジャークルー・レコードの大石さんがレコーディングを新しくやらせてあげるし、借金も払ってあげるよと言ってくれた。

 先見の明があったんですよ、たぶん(笑)。

YOSHIKI:
 出したくないって気持ちはすごくわかる。僕もX JAPANでもあったんですけども、『Say Anything』っていう曲が自分では、もっと完成度が高くなると思っていた。

 だからレコーディングしていて、この曲を出すんだったら僕は死んでやるってね(笑)。

HYDE:
 結構大げさですね(笑)

YOSHIKI:
 大げさなんだけど、出さなきゃいけないという戦いをよくしてましたね。理想の音が自分の頭の中にあって。まだこんなもんじゃないって。

 結局、出して良かったんですけどもこの前、HYDEといっしょに歌ってもらった曲ですね。

HYDE:
 そういうのが続いてアルバムが出ないんですか?

YOSHIKI:
 ……まあそれに近いと言うか(笑)。今回すごいのは、ボーカルは100%終わったんですよ。

HYDE:
 100%終わっていらっしゃる。

YOSHIKI:
 僕がいつも一番時間をかけるのがボーカル撮りで、平均で1曲6ヵ月ぐらい。あのレコーディング自体は、本当にも7回とか5回とか。それに僕はひたすらエディットするんですよ。息もエディットするので。

 息が曲中に500回くらいブレスしますよね。それを全部聞いて、こっちの息の方が良いとかですね。たぶん皆さん、何やってんだって、世界なんですけども。

HYDE:
 皆も出ない理由がわかりますよね(笑)。

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