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「AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-」アフレコ現場のこぼれ話満載の制作発表会一部始終

ここで応援に駆けつけた企業のエライ人、2名登場!

松澤:
 さて、本当に放映が楽しみになってまいりましたが、ここで原作のアクワイアの遠藤社長とDMMゲームスは富永プロデューサーが応援に駆けつけてくださいました。

石谷:
 おれ、見た時に青を来てこなくてよかったなと思いましたよ。

遠藤:
 ここは被っちゃったんですよ結局。

松澤:
 いつの時代も秋葉原ってチェックのシャツでいいですね。


──原作ゲームを作ったアクワイアってどんな会社?

遠藤:
 まず、このような席にお招きいただきまして、ありがとうございます。池畠監督はじめ製作委員会のみなさまおめでとうございます。ここからちょっとアクワイアの紹介とアクワイアの新作のご案内をさせていただければ、と。

 アクワイアは、AKIBA’S TRIPという作品を作ってしまうくらいですから、実は秋葉原にだいぶ近い場所に事務所があります。なんと会社の窓から見て、すぐ目の前が秋葉原、徒歩1分で、雨が降っても傘差さないでも来られるぐらい近い場所にあります。

 そして『東京トイ・ボックス』というゲーム業界を舞台にした漫画のモデルになっております。今年創設22年になる会社ですけど、ヤンチャなゲーム会社っぷりは、結構作品の中でも見られるかなと思います。

 実はアクワイアは『AKIBA’S TRIP』を作る前って、こういった和物のタイトルを作る渋いゲーム会社として有名だったんです。それがだんだん砕けてきまして、秋葉原に越したあたりから、おかしくなってきたのかなと思ってるんです。実は『侍道』とかもおかしくなっちゃってですね……。

高野:
 そうでした? 私『侍道』メチャクチャ好きですけど。

遠藤:
 やったのは1ですか?

高野:
 1から4まで、4は毛色変わったなと思いましたけど。

遠藤:
 4って大変ですよね。鞭で叩かれたりビンタされたり、大変なゲームだったんですけど、ちょっと今日はその作品の紹介じゃないんで飛ばしていきますけど。

遠藤:
 他のタイトル『勇者のくせになまいきだ。』は、今VRタイトルとして絶賛開発中です。あと雨の表現が素敵な『rain』、スフィアさんに声を当てていただいている『剣と魔法の学園もの』シリーズとか、そういったものを開発販売してきました。
 よく「『AKIBA’S TRIP』ってどれぐらい売れてるの?」 って色んな人に聞かれるんですけど、なんと全世界で58万本を売ることができました。しかも、海外の方がたくさん売れています。
 最初作った時は「こんな馬鹿みたいなタイトル海外で売れるわけないよ」って思ってたんですけど、蓋を開けてみたら海外の方がたくさん売れているという。しかも『AKIBA’S TRIP』をプレイした人が秋葉原の街にやってきて観光するというね。今、海外のお客さん秋葉原に来てますし、だいぶ役に立ってるんじゃないかと勝手に思ってます。

 ここから我々原作サイドからアニメの方々にエールを送っていきたいなと思います。アニメを作ってくれというお話は『AKIBA’S TRIP1』から多々ありましたが、製作委員会をなかなか組成できなかったんです。それがようやくアニメ化されることになりまして。本来なら、アニメのタイミングとゲームのタイミングを合わせると思うんですけど、今回は別々にやらせていただきました。
 我々のほうは『AKIBA’S TRIP3』作ってないんだけどっていうところだったんですけど、GONZOさんの方から、いや、オリジナルでもやらせてくれということで、心意気を買いまして腹をくくって今回アニメ化していただいたところでございます。

松澤:
 うれしそうですね。凄いイキイキしてます。

遠藤:
 よく聞かれるんですけど、原作サイドからはどれくらいアニメの内容に口を挟むのか、ということがあるかと思うんです。今回はオリジナルということもあって、我々も『AKIBA’S TRIP』のアニメの内容については、ほとんど知りません。むしろ奔放にやってくれと、もうゲームのすっ飛んだところを超えてほしいなという事でお願いしているんで、我々も第一話が流れるのが楽しみでしょうがない。
 しかも、最初の収録が楽しかったって聞いたので、どんな感じだったのか知りたくてしょうがないですよ。

 最後に、うちの新作のご紹介をしていきたいなと思います。よく『AKIBA’S TRIP3』を作ってほしいと言われるんですけど、資金が足りない感じなんですね。で、うちの裏方から「是非とも投資してと言ってくれ」と言われましたんで、ちょっとここで投資家を募集します。
 それと、1月5日に『AKIBA’S TRIP2』に関して。『AKIBA’S TRIP』のアニメに合わせて『AKIBA’S TRIP2+A』という商品を、なんとPS4だけ値下げして発売します。さらに、アニメ用の特典をつけたいと思っていますので、是非未プレイの方は購入いただければと思います。
 そして、12月15日にもうひとつのAKIBAシリーズ『AKIBA’S BEAT』、こちらClariSさんに歌っていただいている作品で、同じく秋葉原を舞台にした新作アクションRPGなんですが、こちらの方も合わせてご期待いただければ。

 ここで、AKIBA’S BEATのPVを御覧ください。

一同:
 おお~

松澤:
 いいですね。

遠藤:
 片一方はふざけてる感じで、こっちは真面目な感じなんで、こっちのAKIBA’Sタイトルもご期待いただければと思います。

松澤:
 いつ脱ぐんだとおっしゃってる方がいますけど、こちらもビシっとね。

──続いてDMMゲームズの富永氏、自然な感じで新タイトル発表!(便乗!)

富永:
 はい。DMMゲームズプデューサーの富永です。
 本日は、このような席にお招きいただきありがとうございます。アニメの発表会に便乗してタイトルを発表してもいいと言われたので来ちゃいましたが、『festa』の簡単な紹介をさせてもらえれば、と。これはDMMゲームズとアクワイアで送る『AKIBA’S TRIP』シリーズの最新作となっております。
 さっきも『AKIBA’S TRIP3』の話がありましたけれども、いつまでもアクワイアさんが『AKIBA’S TRIP3』を出してくれないんで、DMMで作っちゃいましたという部分も結構あります。
 ただ、今回の『AKIBA’S TRIP』シリースは、単純に原作をお借りして作ったというわけではなくて、オリジナルのアクワイアのスタッフが開発に携わってくれてるということで、かなり本格的な『AKIBA’S TRIP』シリーズになってるんじゃないかなと、思います。

松澤:
 ちょっと気になったのがジャンルのリアルタイムストリップってなんですか?

富永:
 これはふたつの意味がかかっているんです。ここで初めてお話するのですが、ひとつは、リアルタイムストラテジーのRTSという意味と、もうひとつは、リアルタイムにマジでストリップするゲーム、というふたつの意味をかけてるんです。
 配信は、PCブラウザとスマホアプリになります。PCブラウザと言っても、フル3Dでゴリゴリ動くゲームになっているので、是非やっていただけたらなと思います。配信は12月上旬を予定しています。

 ストーリーは、今までのシリーズとも違う、秋葉原で描かれる全く新しい世界軸で展開されます。『FESTA』と呼ばれる格闘大会の話題で溢れているんですけど、そこで主人公が記憶を失った少女に出会うところからストーリーは始まります。ここです、ちょうどチューしている画像です。

富永: 
 そして、少女の記憶を取り戻している過程で、様々なライバルや仲間と出会ったりしながら、秋葉の邪悪な陰謀を知ることになっていくと。今までのシリーズと同様、システムはかなりおふざけしている部分はあるんですけど、ストーリーの部分は、かなりシリアスな要素も含まれていますので、旧作ファンにも楽しんでもらえるんじゃないかと思います。

 簡単なゲームの流れなんですが、今回の一つの目玉は、敵を倒すとドレスシステム。相手から奪った衣装を着ているとキャラクターがどんどん強くなっていくゲームシステムです。連れていったキャラクターが仲良くなっていくと、イチャイチャする要素やシナリオが開放されたり、といった形になってます。イチャラブのところがひとつのウリなんですが、段階を追って親密度を上げていくとかなり脱ぐ、というのがあります。なので、どんどん仲良くなっていけば、DMMプラットフォームとしても女の子が限界ギリギリまで脱げますので、是非楽しんでいただきたいですね。『AKIBA’S TRIP2』の変な光がもしかしたらなくなるかもしれない、というぐらい遊べるかもしれないです。

松澤:
 仲良くなればなるほど……。

石谷:
 それ、大丈夫なんですか?

富永:
 R18ではないんで大丈夫です。ヒロイン数は、シリーズ数最多の23名。『AKIBA’S TRIP2』のヒロインも登場します。今日出演されている方と同様、豪華な声優陣になっていると思うんですけど、是非イチャラブボイスに注目していただきたいです。

松澤:
 イチャラブボイス?

遠藤:
 イチャラブボイス。触られたときの声とか結構いい感じで、本当に収録でここまでやってくれるの?という感じだったので(笑)。

一同:
 えーーー!

石谷:
 ちょっとまずいよ!

遠藤:
 是非、注目して頂きたいですね。

遠藤:
 是非お気に入りのヒロインを見つけてですね、仲良くなっていただければと思っております。現在、絶賛開発の最終追い込み中でですね、本当は11月の末にリリースする予定だったんですが、ちょっとずれて12月上旬サービス開始予定です。

 現在特典付きの事前登録の方とですね、イチャラブ体験版の方、あと出演声優さんのサインプレゼントを実施しておりますので、是非「ストリップフェスタ」で検索いただければなと思います。あともうひとつ、具体的にまだ決まってないんですけれども、アニメのほうとのコラボも検討しているので、こちらもご期待いただければ。是非、事前登録の方、よろしくお願いします。

松澤:
 「ストリップフェスタ」で検索ということで。

遠藤:
 今回のフェスタのPVを今日ご覧いただければ。歌は鈴湯さんで作詞作曲はElements Gardenさんの「劣情ブレイブ」という曲と一緒にPVをお楽しみいただければと思います。

松澤:
 ゲームの方もかなり楽しみになってきましたね。では、お二方、まず最後にファンの方にひとメッセージ、ひとことずつお願いします。

遠藤:
 AKIBA’Sシリーズがこういった形で、いろいろ広がっていくということで、だんだん秋葉原の街とともにファンが広がっていくといいなと思います。特にアニメーションでは今までゲームで遊んだことないという人たちが入って来てくれると嬉しいですね。私もまだ内容を知らないので、ゲームを超えるような驚きを期待しております。監督、是非よろしくお願いします。

池畠:
 わかりました。がんばりますんで!

富永:
 アニメもゲームも新旧ファンが納得し楽しんでもらえるように皆一生懸命ですし、お互い協力してアキバも「AKIBA’S TRIP」シリーズもですね一緒に盛り上げていけるような流れができるよう皆でがんばれたらいいと思っています。是非宜しくお願い致します。

松澤:
 遠藤さんと富永さん、ありがとうございました。なんか、すごい……いろんな広がりがあるんですね、この作品。

可愛いコラボスイーツより“監督が可愛い”という事態に

松澤:
 では、ここで、K-BOOKS様と『AKIBA’S TRIP』のコラボスィーツをご紹介をさせて頂きます。発売に先駆けて、なんと本日特別にそのスィーツ用意して頂きました!

一同:
 わーー、すごーい! 可愛い!

松澤:
 こちら、本編に登場する謎の敵「クロバグ」というキャラクターを再現したスィーツで、味はチョコレースムースの中にフレーズデボア、野いちごの果肉入りのジュレを忍ばせました。

一同:
 わーー、美味しそう!

松澤:
 こちらはクロバグちゃんのもので、もうひとつがパンダの方ですね。にわかのパンダという、にわかちゃんの頭に乗っかってるパンダさんを再現したスィーツで、こちらもクリームチーズムースの中にりんごジュレとりんごの果肉が入ってます。ほんとに美味しそうですね。

※2017年の2月18日から2月26日までの期間、K-BOOKS秋葉原本館スィーツブースにて販売予定(税込み850円)。またキャラクターをプリントしたクッキーも発売予定。

松澤:
 あ、にわかちゃんはやっぱりパンダのほうがいいかな? では、おひとりずつスィーツが手元に渡った所で、ここでせっかくですので、そのスィーツと一緒にフォトセッションを行いたいと思います。しばし、御準備時間頂きます。
(撮影のもようがこちら↓)

──お分かりいただけただろうか……

松澤:
 監督可愛いってありますね、コメントで(笑)。確かにこういう機会ないですからね。みんな可愛いって書いてますね(笑)。じゃ、この流れで召し上がっていただいちゃいましょう。まず、一口頂く体で写真を撮っていきましょうか。
(で、こうなる↓)

──もはや監督祭り

松澤:
 可愛いですねぇ(笑)。うーん、監督可愛い……おかしい(笑)。もっと、あの、配信の方も可愛い声優さんのほうを撮して良いんですよ?

高野:
 ん~、超チーズケーキー!

一同:
 監督が一番楽しまれていたというコメントをいま見たんですけど。

池畠:
 ケーキ大好きなんで!

一同:
 笑い

作品を待っている皆さんへのメッセージ

松澤:
 さて、こちら、「AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-」製作発表会、あっという間にお時間も迫ってまいりまして。

高野:
 はやーい。

松澤:
 そうなんです。ではここで最後に、皆様から一言ずつ、放送、そして作品を待っている皆様へメッセージを頂戴したいと思います。ではまず石谷さん、お願いします。

石谷:
 はい。実はですね、「AKIBA’S TRIP」ゲームの方をやらせていただいてまして。学生の頃にやっていたゲームに出演できるというのはとても嬉しくてですね。今回やっぱり、自分がやったことのないキャラクターで不安も大きかったんですけど、周りの人たちに支えられて、のびのびとやらせていただいております。本当にテンションが高くて、でもポカンとするところもあり面白くもあり、素敵な作品になっていると思いますので、ぜひとも皆さんよろしくお願いいたします。

松澤:
 ありがとうございます! では続いて高橋さん、お願いします。

高橋:
 私の演じさせていただくマヨちゃんが果たしてオタクなのかどうかというのは、まだ私も分からないところなんですが、私も業界に入ったのはアニメがキッカケですし、秋葉原には買い物に行ったりもします。この作品はゲームからのアニメ化ということで、より多くの人に「AKIBA’S TRIP」というタイトルを知っていただけるよう、大切に大切に演じていきたいなと思います。ぜひとも「AKIBA’S TRIP」をよろしくお願いします。

松澤:
 ありがとうございます! りえりーは毎回すごい熱意が伝わってきますね。

高橋:
 なんか早口で喋っちゃうんですよ。ちょっとオタクっぽいんですけど。

松澤:
 正しいです(笑)。

池畠:
 すごい早口で言ってそう、ってやつですね。

松澤:
 ですね(笑)。それっぽい、みたいな。では続いてニワカじゃないけど「にわかちゃん」な高野さん、お願いします。

高野:
 はい! 伝木凱にわか役の高野麻里佳です。私も「AKIBA’S TRIP」は遊ばせてもらってて、あの服がFLY AWAYする姿とかを楽しんでました。が、今回はアニメということで、誰がFLY AWAYされるのかに期待しつつ、さっきもコラボメニューで美味しいケーキをいただきましたが、にわかちゃんはやっぱりパンダが印象的なので、これからも色んなコラボやグッズが期待できるんじゃないかなーと。

長久:
 グッズにしやすそうだよね(笑)。

高野:
 とても期待しておりまーす。
 そしてイヤホンズとしても私たちは関わらせていただくので、役者としてもアーティストとしても皆さんにはお世話になります。そして、「AKIBA’S TRIP」をより楽しんでいただければと思います! これからよろしくお願いしまーす!

松澤:
 ありがとうございます。最後に、アホカイネンさん期待が高まりますね。長久さん、お願いします。

長久:
 いっつも、まりんかの後って言いづらいんですよね! 全部言ってくれるから(笑)。
でも今回、私たちもまだ、この先どんなお話になるのか分からない状態です。そして、アニメのオリジナルキャラということで、私たちもキャラを、どんどんどんどん濃くしていって、どんどんどんどん変な方向にも行くかもしれませんが、そういった面でも楽しんでほしいです。
 そしてゲームのキャラクターも出てきますし、こちらはゲームファンの皆様にも楽しんでいただき、本当に一作品としてみんなで盛り上げていけたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします! ふふっ(笑)。


──最後に、どんな作品になっていくんでしょうね、監督?

池畠:
 そうですね。さっきアクワイアの方が「まだ何にも言わない」みたいなのがあったじゃないですか。だからこちらは最初ちょっと遠慮してたんですよ。けど、「あ、なんかこの人たち何も言ってこないな」っていうのが途中で分かりまして。だから結構、どんどん話数が進むごとに、遠慮がなくなっていく感じにはなっていくと思います。

一同:
 えっ?

高橋:
 どの方向に?

池畠:
 どんどんどんどん、なんか「あれっ?」っていう感じに。ちゃんと面白い方向に。

一同:
 えーっ。

池畠:
 テレビを観ている人が面白くなる方向に、どんどんおかしくなっていくんじゃないかなと思います。

高野:
 楽しみ。

池畠:
 ええ、それを楽しみにしていただいて。で、制作のほうも近年のアニメにはないくらい順調なスケジュールで(笑)。

高橋:
 あっ、良かった~(笑)。

池畠:
 そのように進んでおりますので。アニメとしてもクオリティがちゃんとしたものになると思いますので、ぜひとも皆様ご覧ください、という感じで。よろしくお願いいたします。

松澤:
 じゃあ放送を楽しみにしております。ありがとうございました!

一同:
 ありがとうございましたー!

 

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