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後世に語り継がれるライバル史「ジョブズ VS ゲイツ」—— MicrosoftとAppleの駆け引きの裏話を両社元副社長が語る

 世界の様々なライバルたちを捉えたフランスのドキュメンタリー番組『Face to Face』より、『スティーブ・ジョブズVSビル・ゲイツ ~ヒッピーとオタクの対決~』がニコ生公式で放送された。

 その放送に合わせて、元・米マイクロソフト副社長の古川享 氏、元・米アップル副社長の前刀(さきとう)禎明 氏をスタジオに迎え、アップル創業者のスティーブ・ジョブズと、マイクロソフト“帝国”を作り上げたビル・ゲイツのライバル関係を取り上げた本作を見ながら、アップル社とマイクロソフト社の駆け引きの裏話や、ジョブズとゲイツの素顔を語っていただいた。

 古川 氏はゲイツと、前刀 氏はジョブズと仕事をしていた間柄。彼らをよく知る2人はこのライバル関係をどのように捉えていたのだろうか。世界を変えた偉人の物語を、映像と共に振り返る。

左から元・米マイクロソフト副社長 古川享 氏、元・米アップル副社長 前刀禎明 氏。

「世界を変える」という強い信念を持った青年。ジョブズは神秘と英知を求めてインドへ旅に出る

ジョブズの友人であり1984年までアップル社に務めたダニエル・カトキー。ジョブズと旅を共にしたカトキーは当時をこのように回想する。

「ジョブズはいつも自分の直感を信じていました。そこにはスピリチュアルな意味合いも含まれています。私たちは、グルジェフという神秘思想家の本も読みました。グルジェフは物事の融合や一体性を説き、高次の能力の存在である“第三の目”を主張したのです」
カトキ―「私達は神秘と英知を求めてインドを旅しました。知恵を授けてくれる賢者を探し歩いたのですが、残念ながらそういう人物には出会えませんでしたね」

前刀:
 スピリチュアルというと、胡散臭く聞こえますが、直感の部分をスティーブは大事にしていました。ここで物事の本質を見る目というか、そういう思考が強まったので、その後、良いものが作れているのです。

古川:
 しかし、ジョブズに言わせると「結局(インドに)行ってみたけど何も見つからなかった」という表現もしています(笑)。

1976年、ジョブズはウォズニアックと共同でアップル社を設立、法人化。そして拠点を現本社のクパチーノへ移す

ジョブズはヒューレット・パッカードの夏季インターンシップでスティーブ・ウォズニアック(画像左)と出会う。

2人は意気投合し、コンビを組むことになる。ウォズニアックはパーソナルコンピュータの“AppleⅡ”を開発した。

ジョブズは会社成長の為、出資者を探していた。その時、出会ったのが投資家のマイク・マークラ。マークラが資金を募り、事業計画を立て、理事を雇って会社を法人化した。
こうしてマークラから25万ドルの出資を受けたジョブズらは、現本社のあるクパチーノへ拠点を移す。

(画像はカリフォルニア州クパチーノ市にあるApple本社)

前刀:
 そういえば、スティーブの車にはナンバープレートが付いていませんでいた。その代わりバーコードが付いています。

古川:
 購入してから2ヶ月は仮ナンバーで走っても良いという法律があって、2ヶ月ごとに買い換えてしまえばよいという話になったんです。

前刀:
 それでナンバープレートにバーコードが付いていて、見ればすぐにスティーブの車だと分かってしまうんです(笑)。

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