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日本は132位“仕事への熱意度ランキング”139ヶ国中で最低クラス ←これって「みんな嫌々仕事している割に日本は頑張ってる」って事じゃない?

 世論調査や人材コンサルティングを手掛ける米ギャラップが世界各国の企業を対象に実施した従業員のエンゲージメント(仕事への熱意度)調査によると、日本は「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないことが分かった。
 米国の32%と比べて大幅に低く、調査した139カ国中132位と最下位クラスだった。

 上記の話題を受けて、小飼弾氏山路達也氏が世界から見た、日本企業で働くビジネスマンのイメージについて語った。


みんな実は嫌々働いていた

山路:
 今回ニュース候補として挙がっているものを見ていても、「熱意ある社員が日本は実に少ない」みたいな調査がある。

小飼:
 みんな実は嫌々働いていたという……。僕からしたら、このニュースを「まさか」と思ってみていたという人も多いんじゃないでしょうか。

山路:
 アメリカのギャラップという会社が調べたところ、熱意あふれる社員の割合というのは、企業の中に6%程度しかいなくて、これは世界最低クラスだという。

小飼:
 逆に言うと、みんな嫌々仕事している割には日本は頑張っているじゃん(笑)。誰だ、日本経済が悪いと言った奴は!

山路:
 ただ、これって熱意ある社員が少なくて日本が最低ランクとあるけれども、別に最近のことではないらしいですよね?

小飼:
 昔から、むしろ猛烈に働いているイメージという、会社に忠誠を尽くすイメージというのは、どこで生まれたものなんでしょうか。

山路:
 それって結局なんて言うか……。

小飼:
 逆輸入されたような気がしないでもないですよね。例えば、本当にアメリカの自動車産業がどん底だったころに、日本の自動車産業も進出したじゃないですか。その時に日本の注目というのが、すごく高まったんですけども。その時の典型的なジャパニーズビジネスマンというのが。

山路:
 言ってみれば、その時に日本の企業とかが世界で存在感があって、うまくいっているように見えたから。

小飼:
 今でも自動車の世界ではそうですよ。

山路:
 だから、「上手くいっている奴らの理由はなんだ」って考えた時に、「彼らはめっちゃ忠誠心があるから、上手くいっているんだ」みたいな理由をつけちゃったという感じですか。

小飼:
 つけちゃったというだけ(笑)。

山路:
 これって、ある別の記事とかでは、日本の忠誠心が低かったのもそれこそ80年代くらいからずっと低かったというらしいですが。

小飼:
 いや、もっと遡るでしょうね。

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