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「地震は人を殺さない。家具と家が人を殺している」地震学者が語るクラッシュ症候群の危険性とは

 いつか起きるであろう大震災に向けて私たちはどう備えるべきでしょうか。その備えの意識を養うための【知識】【姿勢】を持つキッカケを作る番組『地震を知るのはココダヨ』。

 3月27日に配信された第三回の放送では、MCにレイザーラモンRG氏、地震学者の大木聖子氏に加え、一般ユーザーを代表して大槻さん御一家を迎え、「どのような防災グッズを備えておくと良いか」大木氏がレクチャーしてくれました。

 また、阪神大震災を振り返った場面では、家具の下敷きから救出された後に亡くなってしまう原因となる「クラッシュ症候群」について話したところ、視聴者から「こえええ」「知らなかった」というコメントが多数寄せられました。


地震は人を殺さない、家具と家が人を殺している

大木:
 私、災害医療に携わっているお医者さんに伺ったんですけど、体の全部の筋肉の30%が重い家具とかにずっと押さえつけられていると、その時に救出されて助かっても後で亡くなっちゃうんですよ。

 細胞が家具にずっと押さえつけられているので、(圧迫状態から解放された時に筋肉内から細胞外へ)カリウムとか出てきて、(血液中に漏出することで)亡くなっちゃうのをクラッシュ症候群っていう。

レイザーラモンRG:
 クラッシュ症候群……。

大木:
 ちなみに体の3割の筋肉ってどのくらいだと思いますか? だいたい足一本分なんです。

レイザーラモンRG:
 体の三分の一の筋肉って足一本分!?

大木:
 はい。地震の時に家具を押さえる人いますよね。それでそのまま倒れて足が挟まった状態で逃げられない。そして近所の人とか家族が助けてくれて、足が動かないんで道路に寝かされて救助を待つみたいな。その時は「足だけだから大丈夫だよ」ってお話しされてるんですよ。だけど後でみんな亡くなっている。
 だから本当に、「地震は人を殺さない。家具と家が人を殺している」わけですよ。

レイザーラモンRG:
 あんなに身近にあるものに我々は殺されるんですか。

大木:
 そうです。阪神大震災でそういうことがわかって、家具の固定は一番重要です。

レイザーラモンRG:
 みなさんも家具の固定には気を付けてください!

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