話題の記事

ほんとにあった怖い事故物件「神棚の下の電話がびしょ濡れに」「起きたら足がパンパンに膨れていた」…“怪奇現象”が次々に起こる家の正体とは?

幽霊は縦に移動する? 吉田・松原氏が語る事故物件の上と下の部屋

吉田:
 とあるビルで店番していた男の子から聞いた話なんですけども。数年前に、女性が男性にリビングで絞殺されたという物件があり、彼もそれを全然知らずに301号室に住んでいたんですが、事件があったのが401号室だったらしくて、ちょこちょこ変な事が起きていたらしいんですね。

松原:
 それ事件後ですか?

吉田:
 事件から数年経った後ですね。もういないらしいですけど。

 例えば、雨が降ってる日とかに、エレベーターを降りて自分の部屋に行こうと思ったら、自分の部屋に向かって廊下にくっきりと足跡がついているんですね。これ「一緒にルームシェアをしているやつの足跡だろうな」と思って開けてみる。でも、誰もいない。でも確かに水の足跡がついていて、そんなに前の状態ではない……。

松原:
 足跡が乾いてないって事ですね。

吉田:
 とりあえずその同居人が帰ってくるのを待って。「お前この時間に帰ってきた?」「いや帰ってきてない」と。ちょっと確かめてみようと言って、靴の大きさと足跡を比べてみたら、全然違かった。

松原:
 じゃあ、同居人じゃない?

吉田:
 誰が入ってきたんだろう? と。

 あとは、彼が和室で雑魚寝していたら、壁にドンッドンッドンッドンッと当たる夢を見ていたらしいんですよ。夢か本当か夢現の状態で、ドンッドンッドンッドンッって当たってて、ハッと目が覚めたら、左足がパンパンに膨れていたらしいんです。

 丁度、押入れに足を向けて寝ていたんですけど、その左足の隙間分だけ押し入れが開いていたらしいんですよ。絶対閉めてた状態のはずなのに、左足一つ分だけスッと開いていた。それだけじゃなくて、蛍光灯が粉々に割れていた。押入れの中に何かいる気がしたけれど、怖くて中を見れなかったそうです。そのままバイトに行ったら……。

松原:
 ドンドンの音?

吉田:
 目が覚めたら、もうガラスがバラバラになっていて、でもバイトに行かなきゃいけない……。それでそのままバイトに行っちゃって。帰ってきてから恐る恐る押入れを開けたら何もなかったらしいんですけど。その一つ真上の部屋が、事件があった部屋です。

松原:
 事件があった真下の部屋で起こった出来事という事ですね。僕、今の話を聞いて思ったのは、縦って移動出来るのかなって思うんですけど……。

吉田:
 でも、縦に移動する話は結構多いですよ。

松原:
 借りようとして借りられなかった事故物件の部屋があったんですけど。その部屋の上の部屋で事件があって、子供が亡くなってるんですね。その真下に住んでる人が言うには、事件からもう数年も経ってるのにドンドンドンドンとか、「あー」って子供の泣き声と足音がめちゃくちゃ聞こえるんですよ。事件があった部屋の真下だし、子供の幽霊がいるんかなぁとか思いながら生活してたらしいです。

 ある日、家のポストをパカパカされたんですって。「え、何?」って思ったら、「キャッキャッキャ」って笑いながら、廊下を子供が駆け抜けていくっていう現象があったそうなんです。それを僕、知り合いの美容師さんから聞いて、その美容師さんのお客さんが、この物件の話を不動産屋にしたんです。そしたら「ああ、パカパカマンションですね」って言われたんですよ。

吉田:
 (笑)

松原:
 不動産屋も周知の事実だったっていう(笑)。そのマンション自体がパカパカする。だから縦横に移動出来るっていう。

吉田:
 僕が、他の人から聞いた怪談で10階建てぐらいのマンションなんですけど、例えば、それが〇〇1号室だとしたら、10時1分、9時1分、8時1分、7時1分と、決まった時間に、十二単衣の女の人が落ちてくる。

松原:
 んん!?

吉田:
 という話を聞いたんですね。実は昔、そこに内見しに行った事があって、確かにちょっと異様だったんですよ。それが十二単衣の女が落ちてくる縦の列の部屋かどうかはわからないですが、空いている部屋に行ったら、もうボロッボロなんですね。配線とかガンガン飛び出てて、ゴミや瓦礫とかが散乱していた。

 不動産屋は、初めは意気揚々と連れてきたのに、中入ってうわぁと思ったら、「出ましょ出ましょ。ここ借りないですよね」って凄い出ようとするんですよ。でも、「別にこれは綺麗にしてくれるんですよね?」と聞いたら「そういう事じゃなくて出ましょう」って言って、結構入って三分ぐらいで不動産屋に無理やり出された、という事があって。

 だから、結構印象に残って覚えていたんですよ。その不動産と十二単衣の怪談のマンションが一緒なんですよ。それを聞いてゾッとしました。

松原:
 正体が知りたい……。

大島:
 今、色んな事を思いましたね。

松原:
 色んな事?

大島:
 縦移動ってのも、下から上はあんまりないですね。今の話、全部上から下ですよね。私もここ上でって言ったら気持ち悪いですけど、下でって聞いたらまぁいいかなって思いますよね。

松原:
 まぁいいかな、というのは?

大島:
 いや、事故現場の下の方が嫌ですよ、なんか垂れてきそうで。

吉田:
 上ってくるのは、あんまりなさそうですもんね。

大島:
 下から槍とかでガッてやられたら嫌ですよね(笑)。

吉田:
 古いんですよ、幽霊イメージが(笑)。

松原:
 なんで槍で攻撃する(笑)?


「事故物件住みます芸人」の松原タニシ、初の書き下ろし単行本
事故物件怪談 恐い間取り】 好評発売中!

怪談サークルとうもろこしの会会長の吉田悠軌さんの著書
禁足地巡礼』好評発売中!


記事化の箇所は1:14:08からご視聴できます▼

大島てる×松原タニシの事故物件ラボ

-あわせて読みたい-

あえて事故物件と嘘をつくケースが!? 悪徳不動産業者の手口について事故物件公示サイト管理人・大島てるが解説

“殺人アパート”に残された生々しすぎる痕跡を事故物件住みます芸人が写真でご紹介「明らかに新しい畳なので…めくったら案の定、血痕ですよね」

60億で購入された海外事故物件、1111万で落札された殺人高級住宅etc…大島てるが語る知られざる“高級事故物件”の世界

「生活」の最新記事

新着ニュース一覧

アクセスランキング