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あなたにとって「VTuber」はどんな存在? 恋人、友達etc..バーチャルとリアルの間に芽生える”特別な感情”を漫画家が解説

バーチャルYouTuberは“疑似恋人”である

山田:
 これ、途中で気が付いたんですよ。これは言ってみれば、ひとり暮らしで、仕事から疲れて帰ってきて、いい出会いもなく、彼女が欲しいなって考えてみつつも、「彼女なんかいらないやい」と思って生きている人が、テレビを見ているときに、本当は隣でキャッキャとはしゃいでほしいわけです。だから、その代わりなんじゃないかと思って、見ちゃうわけですよ。

 横にいてくれている彼女が、ハッチにツッコんでいるっていう感じに見えちゃう。どうしてもこういう構造になっちゃう。

奥野:
 女友達みたいなね。

山田:
 女の子だったら、女友達でもいいし、でも、別に付き合ってなくてもいいから、ひとりいてほしい。

奥野:
 別に。

山田:
 相棒見ているときに、「今日も水谷さんキレキレっすね」みたいな、そういう人がほしいでしょ?

奥野:
 いや、俺はひとりで見て、良い点、悪い点はツイッターに上げます。

一同:
 (笑)

山田:
 で、バーチャルYouTuberってなかなか深いなと思って。なんかこう、「恋愛構造だな」と思ったんだよね。だから、恋愛するときに、見えないところは相手が勝手に想像して、理想化してくれるという。

 つまり、実物、実写が入ると、ノイズになってしまって、減点されてしまうから、なるべくノイズの入らない絵で見せていく。そうすると何が見えるかというと、「中の人の魂」が見えるんです。人間性ってやつ。

 俺たちはもう、人の“外枠”しか愛せなくなったんじゃないかという状態です。いわゆる「女は嫌いだけど女体は好き」という。今の日本の男というのは、そうなっているわけですよ。

 一方で、女の子も「私は男になりたくない。なぜなら、面倒くさい女を相手にするのは嫌だ」と言う。

奥野:
 言ってる。

山田:
 女の子たち自身も言っているんですよ。「女の中に入っているものは面倒くさい」と。だから、それが処理できなくなった男たちというのは、ガワだけになっていった。で、ガワだけになったっていう文化のひとつに、フィギュアというのがあるなと。そういうものの延長上に、バーチャルYouTuberみたいなのがあるなと思いました。

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